自分をすり減らすことなく、無理することなく、あなたの生産性は上げられる。
本書では、仕事、日常生活において「効率を高め、快適にする工夫=ハック」の数々を1冊で網羅!
Danny氏の主張は「非常に優れたプログラマーは、決定的な能力の高さで生産性を維持しているというよりも、mundane (つまらない)作業を消し去るためのツールの使い方をしている」というものでした。それをプログラマーにとっての「人生の切り抜け方」=「ライフハック」と命名したわけです。
その時代を牽引したのは、Lifehackerのようなブログメディアや、43Folderといった個人ブログなどでしたが、あまりの過熱ぶりに最初はどうしてこんなくだらないことまでテクニック化しないといけないのだろうか?と疑問に思うものまで登場しました。
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「シャワーを素早く浴びても臭わない方法」や異様に細かい「ライターをなくさず、常に使えるようにする方法」といった項目などです。
二〇一七年のライフハックとは
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1. ツールの進化がほぼ飽和した
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2. くだらないものが淘汰された
これまで10年にわたって続いてきた流れにひとまず区切りを個人的につけるのにはちょうどいいタイミングではないかと思って、私は今回の本を「最後のライフハック本」という具合に表現しています。
この10年間やりとりされたタスク管理の話題、時間管理の話題、心理ハックや習慣術と言ったわだいのすべてを簡単にまとめることで、次にやってくる人たちがその上に自分の仕事を築いて先へと進んでいただければと願っています。