結論から言ってしまえば、Web2.0というパラダイムは、極大化されたデータベースの海と、そこから的確に有用なデータを拾い上げるための「UFOキャッチャー」アーキテクチャという二つの層からなっている。データベースが巨大化していけばいくほど、そこから情報を収集・マイニングするためのUFOキャッチャーは高度化していき、高い能力を求められるようになる。私が仕事やプライベートで開発してるのは、まさにUFOキャッチャーアーキテクチャーなんだなあ、と。
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「UFOキャッチャー」アーキテクチャーというのは、現実に存在するサービスでいえば、検索エンジンやRSSリーダー、ソーシャルブックマーク、あるいは階層型メニューを持つポータルサイトなども含まれる。(p.21)