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献本頂きました。ありがとうございます。紙の本を読むのは久しぶりです。

奥野宣之 / 歩くのがもっと楽しくなる 旅ノート・散歩ノートのつくりかた

切って、貼って、書いて、宝ものとなる思い出を残そう。累計50万部超の人気“ノート作家"が教える、「旅ノート」「散歩ノート」作りの41のコツ。
下町散歩から海外旅行、ライフログまで使えるノートづくり
ほとんど労力をかけず、自分のペースで切ったり、貼ったり、書いたりするだけで、発見に満ちた、歩くのがもっと楽しくなるノートの作り方があるのです。

全編カラーページで大量のサンプルがあって見ているだけで楽しいです。手法はアナログ。紙・ペン・はさみ・のり・テープなどを駆使して楽しくつくるという流れ。実際にそこまでやれるかはともかくとしても、情報の収集・整理、そしてメモ術の観点で非常に参考になりました。

冒頭で記録するのには「歩き」の旅・散歩が良いという話がありました。自転車やバイクや車の旅もいいけど、歩きを基本に電車やバスや船など乗り継ぎながらの旅が良い、と。ゆったりとしたスピードで感性を全快にして「おもしろいもの」を発見しながらの旅が楽しい、と。

そして、旅ノート・散歩ノートは「おもしろがる力」を伸ばすものだとの著者の主張。
どんな珍しい自然現象を見ようと、いいホテルに泊まろうと、何も感じなければ意味がありません。反対に、「おもしろがる力」があれば、近所の散歩でもエキサイティングな体験になります。
(p.162)
何事も、楽しくなるかならないかは「おもしろがる力」次第ですからねえ。そんなわけで、ノートで自分の好奇心を刺激して、「知りたがりは楽しがり」的な旅や散歩をぜひぜひ!

その他の読書メモ:

マスキングテープの持ち歩き方(p.78)。プラスチック製のカードに巻き付けて持ち歩く。確かにロールの形だとかさばるからなあ。これは目から鱗。

道中メモの二つのカテゴリ(p.79):
- 客観事実(○)
- 自分の声(☆)
○ 11:30 ほげほげ駅に到着
☆ 意外に栄えている。

ランドマークのないときのルート記録のポイント(p.106)。線路や川を横切ったときに記録する。あとから地図で判断できる。

記録の省略表記(p.110):
- ST: Start
- AR: Arrival
- PS: Pass
- E: Eat
- R: Read

おすすめ本で気になったもの。高校用の参考書。欲しいな。

日本史年表・地図(2013年版)


って、さっそくアマゾンで発注しちゃった。
ついでに「世界史年表・地図」も。

世界史年表・地図(2013年版)