たつをの ChangeLog : 2004-01-22

村上春樹 / 神の子どもたちはみな踊る / 新潮文庫

比較的最近の短編集。いろいろあるけど、一点だけ。

「アイロンのある風景」
焚き火の話。年頭にもちょっと書いたんだけど、今年のテーマの一つは
「焚き火」[2004-01-02-3]。タイムリー!
「火ゆうのはな、かたちが自由なんや。自由やから、見ているほうの心次
第で何にでも見える。順ちゃんが火を見ててひっそりとした気持ちになる
としたら、それは自分の中にあるひっそりとした気持ちがそこに映るから
なんや。そういうの、わかるか?」
「うん」
「でも、どんな火でもそういうことが起こるかというと、そんなことはな
い。そういうことが起こるためには、火のほうも自由やないとあかん。ガ
スストーブの火ではそんなことは起こらん。ライターの火でも起こらん。
普通の焚き火でもまずあかん。火が自由になるには、自由になる場所をう
まいことこっちでこしらえたらなあかんねん。そしてそれは誰にでも簡単
にできることやない」
深いねえ、焚き火。
そういえば、10 年くらい前に読んだ野田知佑のエッセイ (タイトル
忘れた) で「カヌーで川を下る旅で夜は川原で焚き火。ウィスキーと文庫
本。読んだページをちぎって火にくべる」みたいな話があって、カッコイ
イ!と感銘を受けたものです。でも、いまだに本をそういうふうに扱うの
は抵抗がありますね。捨てる本でもやぶったりできなかったり。
この記事に言及しているこのブログ内の記事

ネットワークの設定がうまくいかない。DNS がおかしいのか?キエーッ!
よく見たら、その PC の IP アドレスとマシン名が一致してなかった。
設定ミス。

最新の Java をインストールするぜ!ぬぬぬ、glibc のバージョンがうん
たら。キエーッ!別の Linux マシンを使うことに。

Webmin にログインできない。キエーッ! setup.sh で設定しなおしてな
んとかなった。

(心身キエーッ! → [2003-12-23-1])

トップページ <http://nais.to/> をリニューアルして、再審査をお願いしたところ、無事通りました。ということで、これまでを振り返ってみました。

  • 12/23: 申し込む [2003-12-23-4]
  • 12/27: 落ちる&問い合わせる [2003-12-27-1]
  • 1/3: 問い合わせに対する回答「トップページが問題!」 [2004-01-03-4]
  • 1/16: トップページをリニューアル [2004-01-16-2]
  • 1/18: 再審査をお願いする
  • 1/22: 審査に通る

アンケート

2004-01-22-4
先日の JEITA アンケート[2003-12-16-5]の続報です。
みなさんご協力ありがとうございました。
抽選を行ない、当選者 50 名が確定しました。
本日、当選された方にプレゼント郵送先を頂くべくメールを送りました。
回答数は 500 人くらいだったので 10 人に 1 人は当たる高確率でした。
このページを見てる方で当たった方もいるかな?

今後はアンケート回答データを元に分析などを行なっていきます。

Michael Hammond / Programming for Linguists: Perl for Language Researchers

届いたので、ざっと目を通してみました。
プログラムにあまりなじみのない言語学系研究者が、
コーパスなどのデータをいろいろいじくるための Perl 入門書ですね。
サンプルが Text Manipulation 主体なので、とっつきやすいかも。
ただ、私的には新たな知見はありませんでした。
スイスから来てるインターンに読んでもらうことにしよう。
Perl プログラムのソースレビューとかやる予定だし。

Java 版もあるようです。
Programming for Linguists: Java Technology for Language Researchers
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