たつをの ChangeLog

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1990年代〜2000年代、私が「ネットビジネス」という言葉を最初に意識した頃は、「ネットワークビジネス」(MLM、マルチ商法)という意味で使われることが多い印象でした。

(補足すると、「ネットビジネス(internet business)」という言葉自体は昔から IT 業界では普通に使われていたようです。一方で、90年代頃からMLM事業者も「ネットワークビジネス」という言葉を積極的に使い始め、社会問題化したこともあり「ネットビジネス=MLM」という印象が優勢になったように思います。)

そのため、2000年代中頃に私がAPIを使ったアフィリエイトサイトを作って公開していた頃も、「ネットビジネス」とは呼ばず、「インターネットビジネス」や「ネットサービス」と呼んでいました。

それから時が経ち、インターネットが本格的に普及してきたためか、現在では「ネットビジネスはインターネット上で行うビジネス」を指すことが一般的になっています。

長年取り組んできた私の「ネットサービス」も、今の基準で言えば「ネットビジネス」と呼んでも誤解は生まないでしょう。

とはいえ、私と同じ時代を生きてきた人にとっては、「ネットビジネス」と聞くと反射的に「ネットワークビジネス」を思い浮かべることが多いかも。私も最近までそうでしたし。

言葉の受け取り方は世代や文脈で変わるものです。様子を見ながら語彙の選択をしていこうかと思います。びくびくと慎重に。

わたくし、これまでイオンモールやららぽーとなどの日本の巨大ショッピングモールに行ったことがありませんでした。
住まいは東京で車のない生活ゆえ、生活圏外のショッピングモールに行く機会なし。
ときどき地方へ出張するけど、ショッピングモールは郊外なので行く機会なし。
という理由です。

先日出張で岡山に行ってたらイオンモールが駅のすぐそばにありました。
ということで、イオンモール初体験。

イオンモール岡山


明るくて華やかでお店がいっぱいあって人もいっぱい。
東急ハンズや無印良品もある、レストランもある、フードコートもある。
フードコード付近以外にもテーブルやいすがあちこちにあって、みんなくつろいでいます。
若い人が多いですよね。

イオンモール岡山 イオンモール岡山

夕方ごろに行ったのですが、中学生や高校生がたくさん。
修学旅行かよ!って感じでいっぱいいました。
5階で外に出れる庭があって、そこにある階段に女子高生がいっぱい座ってたり、丸テーブルで男子がうだうだしてたり。

イオンモール岡山 イオンモール岡山

これがイオンモールかあ、と感じ入りながら、ホテルに戻る途中に駅前商店街に寄ってみたのです。
そしたら、中高生いない、若い人いない(いても自転車で通過するのみ)。
すごく寂れていました。
衰退しています。

岡山駅前商店街 岡山駅前商店街 岡山駅前商店街

若い人からみたら、これは仕方ないですね。
イオンの方が楽しいし、時間も潰せるし、なんでもあるし、みんないるし。
鶏が先か卵が先かは知りませんが、この流れはどうしようもないですね。
普段イオンに縁がない私でしたが、一気に理解できました。
百聞は一見にしかずですね。

……ということを飲み会で熱く語ったのですが、あまり響かなかったみたい。
当たり前すぎな話だったみたい。
みんなイオンモール的なものが生活の一部にあるんだね。

検索によってネット自体が巨大な情報倉庫であると思われていた過去。
検索対象によってはお金目当てのゴミページばかりでまったく役に立たないという現在。


まあ、ゴミだらけではあるけど、昔と比べて情報がネットのどこかに存在すること多し。
がんばれば見つかるから、ありがたい。

それはそうと、「ネットで検索すれば何でもわかる」な楽観論の例として約10年前の梅田望夫さんの記事から。


グーグルがゴミ記事に(部分的に)負けている今、「情報を頭にいっぱいつめこむ」ことの価値は高くなっているんだなあ。

関連記事としてこちらもどうぞ。
「情報を頭にいっぱいつめこむ」ことの意義を別の視点から述べています。


要するに、ググるよりも頭から取り出す方が速い、ってこと。

以上、過去記事紹介記事でした。
ほら、こういうのってググっても見つからないからね。

4月中旬からマストドン (Mastodon) が日本で盛り上がってます。しかし、その中心である日本のインスタンス「mstdn.jp」では、ID yto が何者かに占拠されてて取得できない状態でした。他にも占拠されてる ID(ツイッターと同じID)が多数。それらのIDが最近になって解放されたようで、ようやく私も mstdn.jp に参加できました。って、他のインスタンスではすでに参加してるんだけどね。

マストドン

初期のTwitterのようにいろんな人の雑多な発言が眺められるのが楽しいですね。URL入りや広告・スパム等の投稿をフィルタアウトすれば、今のTwitterでも近い感じになりそうな気がします。そう考えると、Twitterは「ユーザが増えすぎた」というよりも「ノイズが増えすぎた」ということなんだろうな。スパムやら広告やらサイト・ブログの更新通知やらそういう「会話」とは言えないものがあふれちゃってる。

そのうちノイズが溢れ出し、なんやかんやで Twitter と同じ道をたどりそうですね。URL入り投稿を(プログラム側で)禁止するインスタンスが登場するとそれはそれで長く続きそう(もうあるかな)。全体がノイズまみれになってもフォローしたユーザだけを見るようにすればいいんだけど、それって Twitter と同じなんだよね。

というわけで、現時点での私の結論としては、マストドンはノイズまみれにならなければ Twitter の代替として細々とでも長く続きそう。全体での盛り上がりが終わっても、一部のインスタンスは居心地の良いコミュニティとして残り続けるでしょうね。とはいえ、あくまでも代替。「時代の潮流」とか「革新的SNS」とかそういう大げさなものではないのは確か。

関連記事


これ、とても良い記事です。


現在のウェブ検索が機能しない理由がまとめられています。
若干の異論もありますが納得させられます。

要するにハックされすぎたのですね。
前々から言われていたことけど、努力の結果が目立つようになってきたわけで。

そもそもウェブ検索が(ほぼ)一社独占なのが問題で、うーん、撤退しないでがんばって欲しかった検索エンジンいろいろ。
つらい。

さて、この記事中の下で引用した議論はとても重要だと思います。
最近ははてなブックマークでは「アレなサイトは直リンクせずに言及」という風習が定着しており、良い傾向ですね。

例えば、炎上で有名なブロガーさんいますよね?

彼がなんでアフィリエイトで儲けてるのかって言うと、要するに炎上することでついたナチュラルリンクでドメインが強くして、そのドメインで検索者向けにアフィリエイトをするという手法で儲けています。

サイトの一記事にでもリンクが集まれば、他の関係ない記事でもそこそこ上位表示されやすい状態になってくれます。
なんでもいいから馬鹿なこと言って炎上してリンクを集める、そのドメインの中で「オススメ旅行サービス○選」とか適当な記事を放っておけば、それなりにグーグル上で上位表示してくれるというわけです。

「誰が言ったのではなく、何を言ったのかが大事」という見方はこういうのにとても弱い。
ダメな人・メディアがダメなことを言ってるときにスルーするのはもちろん、良いことを言ってても徹底的にスルーすることが必要ですね(良いことはいくらでもコピペで言える)。
エサをあげちゃだめ。
モトから断たなきゃだめ。

まあ、そもそもグーグルがちゃんとやってりゃこんなことには……。
やっぱウェブ検索が一社独占なのが問題で(以下ループ)
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