たつをの ChangeLog : 2021-11-02

電子書籍を読むとき、ページめくりで画面をタッチしたくない気分のときってありますよね。何かを食べてるときとか、手が冷たくてコタツから手を出すのがいやとか、腕が筋肉痛とか、文字を大きくして少し離れたところから読みたいときとか。

そこで、「遠隔操作で物理的に画面タッチを行うやつ」の出番です。
ページターナーと呼ばれる装置です。(pageturner の本来の意味は、「(どんどんページをめくりたくなる)おもしろい本」、「独奏者、ピアニストなどが演奏中に楽譜をめくる人物、およびその行為」など (ref. Weblio))

page turner


ボタンのついたリモコンとクリップ型タッチデバイスの2つで1セット。

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タッチデバイスのクリップの内側(画面側)に電極(inductive point)があります。たぶんそこから静電気みたいのが出てきて、指でのタッチを模倣するのかと。

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リモコンは手元でボタン操作ができるだけのもの。ボタンを押すとタッチデバイスから電気が出てスマホ・タブレット画面へのタッチが行われます。

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Kindle Oasis (2016)


という感じの仕組みゆえ、これらのデバイス自体をスマホ・タブレットに無線接続する必要ありません。だから、ソフト的な設定が一切不要で、すぐに使い始めることができるし、複数のデバイスでも手軽に使えるのです。

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Fire HD 10 (2017)


ターゲットが1台だけなら Bluetooth 接続のリモコンで良いのですが、複数となると接続切り替えが面倒。なので、こういうローテクっぽい仕組みが便利なのです。

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iPad mini 6 (2021)


とはいえ、タッチする箇所は1つだけなので、ページ進めるのはできるけど、戻るのはできないってのが欠点。
…って、もう一つ買えば良いのか!?

運用メモ


iPad mini 6 では、奥まで差し込まないと反応しないことが多い。
カバー(ケース)の有無にも影響するかも。
なので、iPad mini の Kindle アプリで読むときはレイアウトでマージンを最大にしています。
こんな感じ:
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