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赤ちゃん・子育て関連の科学的なお話の本。子育てのハウツー本ではありません。子供が生まれたときに読んだんだけど、その後ながらく行方不明で、最近やっと出てきたのでさらっと紹介。最近の研究成果など、面白いし、ためになる。もちろん子育てのヒントにもなりまくりです。

ポー・ブロンソン, アシュリー・メリーマン, 小松淳子 / 間違いだらけの子育て - 子育ての常識を変える10の最新ルール

子育て法の多くは逆効果!子どもは正直ではない、睡眠を削ってはいけない、頭より、自制心を鍛えよ…etcこれが脳と心の最新科学による発想!年間ベストブック。数々の賞を受賞。脳と心の最新科学による目からウロコの子育て本。

ただし、「今までの子育て常識のどこが間違っていたのか!?」みたいな観点での読み方だと、それこそ「たまごくらぶ」「ひよこくらぶ」読んでたり「すくすくこそだて」みてたりすればわかる話だったりするので肩透かし注意。

何十年か前のアメリカなどの科学的な道徳的な装いの「子育ての常識」が間違っているという話に関しては、日本から見ると極端な話が多いかな。とにもかくにも、「エビデンスに基づく子育て」とでも呼ぶべき本ですので、子育て中の人やこれから子育てする人など幅広くオススメです。

目次:
はじめに 子育て法の多くは逆効果!
第1章 ほめられる子どもは伸びない
第2章 睡眠を削ってはいけない
第3章 触れ合いを増やしても、差別はなくならない
第4章 子どもは正直ではない
第5章 IQは生まれつきの能力ではない
第6章 きょうだい喧嘩を、叱るだけではいけない
第7章 親との対立は、絆を強めるため
第8章 頭より、自制心を鍛えよ
第9章 子どもの攻撃性はマイナス要因ではない
第10章 言葉を覚える早道を誤るな!
おわりに 大人の視点で子どもを見てはいけない
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