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最近虫が好きになったとらちゃん(息子4歳)ですが[2015-07-08-2]、ちょっと前からイモムシを飼い始めました。妻が公園で見つけてきた 5mm にも満たない小さて黒いイモムシです。何回か脱皮を繰り返しだんだん大きくなってきたのですが、相変わらず黒いまま。それが直近の脱皮で緑色のよく見るアオムシなりました。アゲハチョウ(ナミアゲハ)の幼虫でした。

そんなかんなで、図書館で借りてきたのがこれ。

藤丸篤夫 / アゲハチョウ観察ブック

アゲハチョウのくらしを、卵から成虫になるまでを中心に観察。

なにげなく借りたんだけど、これはとても良い本です。写真も奇麗だし、決定的な瞬間もあるし、なにより成長の過程が一発で分かるのが素晴らしいです。アゲハチョウを育ててみたい人は図書館ででもいいので目を通すと良いかと。アゲハに寄生する虫たちがショッキングです。タマゴ、幼虫、さなぎの段階でカモになりすぎる。つらすぎる……。

アゲハは成長の際にいろいろ変化があって、観察するにはもってこいですね。現在の状況は終齢幼虫、だそうです。4回目の脱皮を終えた状態。それまでは鳥のフンに擬態した外観でしたが、4回目の脱皮で緑色になります。幼虫としては最終形態で、あとはさなぎになって成虫になるそう。あまり興味がなかったんだけど、私までなんだか楽しみになってきました。