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今年の1月のことですが、書店で「7つの習慣」がプッシュされていました。

七つの習慣

いろんな派生本(解説本)がでているのですねえ。ということで、まんが版を買って読みました。

まんがでわかる 7つの習慣

世界で3000万部、日本国内で160万部を突破した自己啓発本の金字塔『7つの習慣』が初のまんが化! 大ヒットした『まんがと図解でわかる7つの習慣』よりもさらにわかりやすく、エッセンスをまとめました。亡き父のバーを再開すべく、バーテンダーを目指す主人公・歩が勤め始めたバー・セブン。そこへ訪れる人々の悩みと気づきが、7つの習慣の要点とリンクし、読み応えのある物語となっています。自分を変え、人生を変えたいと願うすべての人に。

全部が漫画というわけではなく、各章のまとめ・解説部分は普通の本です。漫画と文章の割合は4対1くらいかな。なんにせよ、手早く読めて、要点だけ吸収できるってのは良いですねえ。漫画だと読みやすいってのは確かで、妻もさらっと読んでいました。

「7つの習慣」はビジネス書・自己啓発書の超定番の必読書で私もお勧めしている一冊ですが、値段はともかく(ブックオフで100円であるし)厚さにひるむ人も多いかもしれません。そういう意味で手軽な導入本がたくさん出てきてるのはよろしいことかと。

§

それはそうと、あらためて「7つの習慣」のエッセンスを読むと、この前読んだアドラー心理学の話との共通点がいろいろ見えてくるなあ。自己啓発系との親和性が高いって言われてるのも納得。

岸見一郎, 古賀史健 / 嫌われる勇気 [Kindle版]

「あの人」の期待を満たすために生きてはいけない--
【対人関係の悩み、人生の悩みを100%消し去る“勇気”の対話篇】

世界的にはフロイト、ユングと並ぶ心理学界の三大巨匠とされながら、日本国内では無名に近い存在のアルフレッド・アドラー。
「トラウマ」の存在を否定したうえで、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言し、
対人関係を改善していくための具体的な方策を提示していくアドラー心理学は、
現代の日本にこそ必要な思想だと思われます。
(ref. [2014-05-28-2])
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