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word2vec についての本を読みました。オライリーから出ている電子書籍です。

西尾泰和 / word2vecによる自然言語処理
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Tomas Mikolovらによって提案されたニューラルネットワーク(CBOW, Skip-gram)のオープンソース実装word2vecについて、基本的な使い方を体験し、さらにその仕組みを学ぶ書籍です。
基本的な使い方から、自分の好きなコーパスの作り方、登場の背景、仕組み、さらには応用例や弱点についてもコンパクトなボリュームで概観できます。付録にはword2vecの出力結果を主成分分析を使って可視化する方法について解説しています。
なお本書はEbook版のみの販売となります。

前半は「word2vec を使ってみよう!」的なチュートリアル。インストールからサンプルデータでの実行、そして他のリソースでの実験結果などなど。

先日、MacBook Air で動かしてみたときに参考にさせて頂きました。
- 手持ちの MacBook Air (OS X 10.9.2) で word2vec を動かしてみる[2014-05-21-1]

後半は仕組みについての分かりやすい解説。専門的にならず、限りなく平易に親切に説明されています。レベル的には「IT雑誌の特集」くらいで、「なんだか分からないけどとにかくword2vec使ってみたい」という人にも安心です。
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