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久しぶりに大きな本屋さんに入ってじっくり徘徊。
「ハヤカワ・ノンフィクション文庫」が平積みになっていたのですが、そのラインナップにビビビと来ました。
これを文庫化してラインナップに加えるとはなかなかやるなあ、という二冊。

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まずは「美の幾何学」。

伏見康治, 安野光雅, 中村義作 / 美の幾何学-天のたくらみ、人のたくみ


中公新書から出ていた「美の幾何学」の文庫化。
文庫化担当者の人は偉い!すごい!

これはとっても良い本です。
最近入れ替わりの激しい私の本棚でかれこれ10年以上滞在し続けています。

エッシャー、寄木細工、アラベスクというキーワードにピンとくる人におすすめです。
(ref. [2005-01-05-3])

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そして「ねじとねじ回し」。

ヴィトルト リプチンスキ / ねじとねじ回し この千年で最高の発明をめぐる物語


早川書房から2003年に単行本として出ています。
だらだらと長くなく短くまとまった本ですので万人におすすめしやすいです。

ちょっとした知的冒険を楽しめます。
中学生、高校生にぜひ読んで欲しい本ですね。これを読んで将来の進路に工学(エンジニアリング)も視野に入れて欲しいな、と。
(ref. [2006-11-05-2])

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というわけで「ねじとねじ回し」と「美の幾何学」、未読の人はぜひぜひ。
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