私の考えるブログの基本というのは：

• (1) 買ったもの、欲しいもの、食べたもの、飲んだもの、作ったもの、育ててるもの、行った場所、ライブ、見たテレビ番組、映画、演劇、読んだ本、雑誌の記事、季節を感じるもの、体調や気分の変化、旅行、出張の記録、外で見かけた新しいもの、なんとなく撮った写真、トラブル対処、気になって調べたこと、ふと知った情報、その他なんでも備忘録的に書く。
• (2) 世界に向けて出しても安全かどうか（個人によって考え方・基準が異なる）に留意して公開。

ってだけなんだけど、ここからさらに多くの人にみてもらう、つまりアクセスアップを目指すための本がこれ。@kogure and @isloop によるプロブロガー本、第二弾。

■コグレマサト, するぷ / プロ・ブロガーの必ず結果が出るアクセスアップテクニック100 [Kindle版]

ブロガーなら誰もが願う「アクセスを増やしたい! 」をかなえるテクニックを100本掲載。やれば必ず結果が出る。“プロ・ブロガー本”第2弾はアクセスアップがテーマです。個人ブログならではのアクセスアップの考え方として、やみくもに数字を追うだけではない、ファンにも検索エンジンにも好かれるブログのあり方を提案。アクセスを増やす重要な両輪の取り組み「SEO」と「ソーシャルメディア連携」の進め方を、プロ・ブロガーの2人が解説します。

Kindle で買って読みました。

SEOの細かい実用ネタもあれば、ブログ運営方針のヒントもあり。かなりの充実度です。ブログの成長を目指すブロガーにとっての議論の土台となる基礎知識集となっています。

セコイ技やヤバイ技などは扱ってません。王道路線です。ブログ王道派です。そんな内容なので、別にアクセスアップを目指してないブロガーにも参考になります。読みやすいブログ、読まれやすいブログにできれば、アクセス数関係なく、未来の自分にも優しいわけで。

コグレさんの言葉を一つ引用。私も、ブログがあってこそ安定して先に進めると思っています。「ホーム」としてのブログ。過去の記録による信頼、そして活動の「見える化」。

ブログ自体が目的ではなく、自己実現や人脈の拡大を目指してブログを始め、ブログがきっかけで注目された人も、忙しくなってブログがおろそかになってしまう人よりは、多少ペースダウンしても安定してブログを書き続けている人の方が、ほかの活動も安定して続けられているように思います。

するぷさんの言葉を一つ引用。すごく共感できます、これ。ゲームやテレビやあれやこれより、断然面白いですよねえ。

和洋風KAIを始める前のぼくはゲーム好きでしたが、和洋風KAIを始めてからは、ゲームをほとんどしなくなりました。それは大人になったから、というわけではなく、ブログの運営が、ぼくにとってはゲームの攻略に近い要素があったためだと、最近になって気付きました。

なお、お二人の前著であるプロブロガー本1冊目　「コグレマサト, するぷ / 必ず結果が出るブログ運営テクニック100 プロ・ブロガーが教える“俺メディア”の極意」と比べてみると：

• 前著は書名の通り2人のブログ運営の実例がメイン。執筆環境やらブログまわりの道具など。
• 「Googleリーダー」「メルマガ」「Instapaper」など時代を感じる。
• ブログパーツが大リストラされてる。zenback は生き残る。

などの違いが。運営の心構えなどは変わっていませんね。その一貫性が王道なわけで。

■コグレマサト, するぷ / 必ず結果が出るブログ運営テクニック100 プロ・ブロガーが教える“俺メディア”の極意

Facebook、Twitter、Google+……。ソーシャルメディア今の時代だからこそ、ブログの価値が高まっている。ソーシャルメディアを使いこなす、自分の「ホーム」となるブログの作り方。

(ref. [2012-04-24-1])