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レバレッジシリーズの最新刊。
必要最低限の役に立つ「偏った英語」を短期間でマスターしようよ、という本です。

本田直之 / レバレッジ英語勉強法

●帰国子女でもなく、英語が得意なわけでもない
●面倒くさがり屋で、コツコツ努力するのが苦手
●仕事が忙しくて時間がない
●英語を話せるようになるまで何年もかかると思うと、うんざりする
●しかし、今すぐ話したい!

かつての自分の姿を飾らずに描写すれば、こんなありさまでしたから、「英語の先生」が書く「優等生的な英語の本」についていくことは不可能でした。
しかし、それがかえってよかったと、今では思っています。
「完璧でなくても役立つ英語を、短い時間で効率よく、話せるようになる」
わたしのような怠け者には、そういった方法しか役に立たないと悟り、そのための方法を自ら編み出すことができたのですから。
(著者メッセージより)

漠然と英語がうまくなったらいいなあ、と考えてるだけではダメで、具体的な目的(例えば自分の専門分野で道具として使いこなす)を持って時間投資効果の高いものから優先に勉強していく、という話です。
自分にあった「偏った英語」に照準をあわせる必要があるのです。
「狭い範囲の偏った英語なら、短期間で大人でも話せるようになる」
という点を、見落としてはなりません。
「偏った英語」を目指すこと、これが最小限の労力で「役立つ英語」
をマスターする、キーサクセスファクターです。(p.78)
「大人でも」というのがポイントかなあ。

世界が変わる・会社が変わる・社員も変わる』には
「ロンドンの居住者の27パーセントは外国人であり、
サービス業に関わる人の76パーセントは英語が母国語ではありません」
とあります。
「ペラペラで完璧な英語」は、もはや世界の主流とはいえないのが現実なのです。
 この状況で日本人が「完璧なLとRの発音」にこだわっても無意味でしょう。
「間違った高レベル」を目指してしまうと、英語を勉強すればするほど、
話せるようにならないというジレンマに陥ります。(p.51)
まずは必要なレベルを認識してとりかかろう!

「あとで書く」人こと id:ogijun もケーススタディとして登場しています。Steve Jobs の講演をひたすら聴いたとのこと。

ref.
- [を] ランディ・パウシュ教授の最終講義[2008-04-01-1]
- [を] ビジネス英会話がネットで無料で聴けるようになってた[2007-09-11-2]
- 本日発売の『レバレッジ英語勉強法』に事例提供しました (あとで書く)
http://d.hatena.ne.jp/ogijun/20080404/p1