先日[2004-05-02-3]紹介した「人の心を動かす文章術
」pp.30-31 より。
だが、それ以上に問題なのは、作文をテクニックとして考えない態度にあ
ると私は考える。
「テクニックというような小手先のことではだめだ。精神が問題だ」
というのが日本の教育の根本的な考え方なのだろう。
こうして、書き方のテクニックを教えず、個性を出すためのテクニックも
教えず、「作文はその人のありのままの姿を表すものだから、飾らずにあ
りのままの自分を書け」という作文教育がなされることになる。
「遠足は楽しかった」「交通ルールを守ることがだいじだ」といった人間
としての成長を書くのが作文だとみなされている。
その結果、「個性的に書け」という掛け声とは裏腹に、みんなが同じよう
な道徳的な作文を書いてしまう。稚拙な文章が「子どもらしい」というこ
とで評価されることになる。
作文教育に対しての意見に共感。
小学生時代の日記の話[2004-05-08-4]にも関連(まだひっぱる!)。
日記の内容として、「マラソン大会はつらかったけど走って良かった」
「最後は抜かれそうになったけど根性でがんばった」「みんなで走って
一体感が..」「風になった気分!」などが求められていたわけでした。
当時の自分はそういうありきたりで道徳的なのは書きたくなかったもので。
今だったら喜んで書いちゃうよ。
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