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子どもはみなブログを持て! YOMIURI ONLINE
<http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20050614nt07.htm>
(via <http://b.hatena.ne.jp/>)
総務省は14日、小中高校生のだれもがブログ(日記風の簡易ホームペー
ジ)を書くような環境をづくりをめざす方針を決めた。同省が設置した
「情報フロンティア研究会」(座長=國領二郎・慶応大学教授)が、日本
の「IT(情報技術)力」を強化する方法として、「あらゆる児童・生徒
がブログを持つべき」と報告書で提言したのを受けたものだ。
[...]
報告書はこうした現状を打開し、IT社会で日本が優位に立つには、義務
教育段階からネットワークで個人が発言する作法を身につけさせることが
必要だと主張。あらゆる子どもが自分のブログを持つのが効果的だ、と力
説した。
ということで、さっそく「情報フロンティア研究会(第6回)」
<http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/policyreports/chousa/
info_frontier/050614_2.html
> の報告書案(PDF)などから文字列「ブログ」
で検索して周辺を眺めてみたけど、どこに「子どもはみなブログを持て!」
という主張が書かれているのかわからなかった。見逃してるのか、探すと
ころを間違えてるのかも。情報求む!

とはいえ、ともかく「日記の強制」はいやだな。自由参加の課外活動なら
良いかもしれないけど。「ブログクラブ」みたいな。

以前に書いた記事より:
- [を] ワタキロ[2004-05-07-5]
「生徒が1日1枚日記を書いて、それに先生がコメントを付けて戻す」
という同じようなことをやってました。しかし、批判的なことを書くと
(例えば、マラソン大会は嫌だ!など)、クラス全員の前で先生にその内容
を読まれ「こういうのは良くない」とか批難。もちろん書いた人の名は明
かさなかったけど、書いた本人としてはモチベーション下がりまくり。
- [を] 作文教育[2004-05-09-3]
小学生時代の日記の話[2004-05-08-4]にも関連(まだひっぱる!)。
日記の内容として、「マラソン大会はつらかったけど走って良かった」
「最後は抜かれそうになったけど根性でがんばった」「みんなで走って
一体感が..」「風になった気分!」などが求められていたわけでした。
当時の自分はそういうありきたりで道徳的なのは書きたくなかったもので。


追記050702:
ITmediaニュース:「ネットに匿名性は不可欠」--総務省
<http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0507/01/news059.html>
やはり早合点は危険ですね。