先日[2003-12-17-3]申し込んだ齋藤孝氏のセミナーへ行ってきました。
かなり面白かったです。でも、疲れました。
第22回人間力オープンセミナー
「日本語力を鍛えて、伝える」
明治大学教授 齋藤 孝(さいとう たかし) 氏
平成16年1月13日(火)18時45分〜 汐留シティセンター
前半は講演、後半はワークショップ形式でした。
以下、講演のメモ:
- 「再生力」
言語能力の高さの指標として「再生」力というのが重要である。理解で
きたかどうかは、聞いた内容をきっちり話す (再生) ことができるかで
分かる。さらに、このように再生するとしっかりと身につく。
- 「コミュニケーション」
講演や会議などでの視線の配り方=意識の配り方。
- 素人は、自分に好意を持っていそうな人に視線を配る
- 玄人は、逆に敵意や反感を持っていそうな人に視線を配る
つまり、苦手な人に意識を配ることが大切。
講演で、遠い場所に居る人々に視線・意識を配るには、マイク持ったま
ま席の近くまで歩いて行って話す。眠らなくなる。
小さい声 (ピアニッシモ) を遠くに飛ばすにはまず意識を遠くに、
という歌手の話。
- 「フィードバック」
テニスでボールを打つとき線を越えてしまう場合のコーチングを例に。
- 方法 1. 「もっと中に入れろ!」「何やってんだ!」 →×
- 方法 2. 「ラケットをもっと立てて」など。角度やフォームについて
のアドバイス。
- 方法 3. 何メートル越えたかを予測させて (言わせて) から、実際に
何メートル越えたかを教える。
この 3 のやり方が効果的。繰り返せば、何メートル越えたかが正確に
答えられるようになる。自分の状況をしっかり把握できるようになる。
この基準 (目標) となる線=ベースライン。
空手などの型もベースライン。何万回も型を練習すると、
自分のずれが把握 (意識) できるようになる。
その他、文脈力、人間ジュークボックス化、拍手すると疲れが飛ぶ、
会議の話、など。
以下、ワークショップのメモ:
(1) 再生力を試してみる。2人一組になって、交互に前半の講演の内容を
3分で再生する。メモは見ない。これはかなりつらかったです。
(2) 意味の含有率について。4人でグループ。各自順番に意味のあること
を話す。一番意味のある話をしたと思われる人をいっせーのせ、で指さし
する。
(3) 偏愛マップ。各自偏愛マップ (自分の嗜好を紙にずらっと書いたもの)
を作る。2人一組でそれに基づいて数分話す。氏は、これを利用した合コ
ンを企画したらしい。
(4) マクベスのシナリオを、2人一組で句読点で交互に交替しながら滑ら
かに読む。
(5) 呼吸法。3 秒吸って、1 秒止めて、15 秒で吐く。
以下、私の持っている氏の本を挙げておきます。って、2冊だけでした。
■質問力
(ref. [2003-12-24-4])
■「できる人」はどこがちがうのか
(ref. [2001-12-31-3])
再読し始めました。今読むと吸収率が高いかも。近々御紹介予定。



