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瀧本哲史著『2020年6月30日にまたここで会おう』のテキストが7月6日まで note で無料公開されています。さっそく読みましたよ。




大学生になりきってワクワクしながら読みました。口当たりのよい概念だけのフワフワした話ではなく、地に足がついた実践的な話がメイン。なにかを成し遂げてやろう!という気にさせられました。若くなくてもまだ時間はある!

2012年6月30日に行われた講義の講義録です。講義の最後に、8年後の今日、2020年6月30日にまた集まって「宿題」の答え合わせをしよう、という話があり。急逝により果たせなくなってどんなに悔しいだろうか。

若い人たちにスマホなどで手軽に読んで欲しい本であるので、電子書籍版があればいいなと思うのですが、出てないのです。本書の出版社である星海社(著者が顧問)は、電子書籍化に積極的ではないみたい。星海社新書で出ている著者の本 (『武器としての交渉思考』『武器としての決断思考』など) も電子化はされていません。そういうポリシーなんでしょうが、もったいなく感じました。

著書のいくつかはオトバンク社の audiobook.jp でオーディオブックとして聴けます(昨年『僕は君たちに武器を配りたい』と『君に友だちはいらない』を聴きました、どちらも良著)。オトバンクは著者の投資先です (6章)。もちろん本書も audiobook.jp で音声版があります。発売日前、6月末にキャンペーンで1日1章ずつ無料公開されていて、何章か聴きました。なお、今見てみたら autidobook.jp で瀧本哲史過去著作5作品が7/31まで聴き放題対象(会員のみ)となっていました。これは聴かねば!

読書メモ:
  • 残存者利益あるかもな日本 (1)
  • 正しいロジックだけでなく、良いレトリックも必要、「言葉には力がある」 (2)
  • ダメな場所から離れる、慣れ親しんだ場所でも (3)
  • 援助が非合理を温存 (3)
  • パラダイムシフトは世代交代で起こる (3)
  • ダメな交渉「僕がかわいそう」。「自分の都合」ではなく「相手の利害」の分析が大事 (4)
  • 交渉におけるアンカリングに注意 (4)
  • サイボウズの事例、SEへの訴求ポイント (4)
  • ショボい場所の小さなリーダーから (5)
  • ベンチャー企業でうまくいくのは3/100社 (5)
  • 多様なバックグラウンドの仲間を探す。大学は本来そういう機能を持つ (5)
  • その人の「バックグラウンド」がビジネスでの差別化要因となる (6)

目次:
  • 第一檄 人のふりした猿にはなるな
  • 第二檄 最重要の学問は「言葉」である
  • 第三檄 世界を変える「学派」をつくれ
  • 第四檄 交渉は「情報戦」
  • 第五檄 人生は「3勝97敗」のゲームだ
  • 第六檄 よき航海をゆけ

講義で挙げられていた本(参考文献):
  • 思考の整理学
  • アメリカン・マインドの終焉
  • 科学革命の構造
  • ヒトデはクモよりなぜ強い