たつをの ChangeLog : 2020-05-02

昨日5月1日、東京都の年代別の新型コロナウイルス関連の死亡者数が公表されました。
ということで、さっそくグラフを作ってみました。
いつものように python, jupyter notebook, pandas, matplotlib などを使っています。

まずは、10万人あたり陽性患者数と死亡者数を年代別に表示したもの。

TokyoCovid19Death100K 東京都 新型コロナウイルス死亡者 (2020-05-01)

20〜80代は陽性患者の対人口比がそれほど大きくは変わらないようです。
20,30代は少し高い感じですが、倍違うとかではないので。
一方、死亡者の割合は年代が上がるのに比例して高くなる傾向にあります。
なお、100歳以上の死亡者は0です。

こちらは個別にいろいろ表示してみたもの。

TokyoCovid19Death 東京都 新型コロナウイルス死亡者 (2020-05-01)

70代以降の「死亡者数÷陽性患者数」(患者の「死亡率」に近い比例する値かと)が10%とかそれ以上とか。
高齢者にとってはやはり危険ですね。

データ


今回のグラフ作成のために整理したデータはこちら。

患者_年代人口陽性患者数死亡者数死亡者数÷陽性患者数10万人あたり陽性患者数10万人あたり死亡者数
10歳未満10489216100.0005.8150.000
10代10296806300.0006.1180.000
20代155796673500.00047.1770.000
30代184208678600.00042.6690.000
40代217793571710.00132.9210.046
50代183294668390.01337.2620.491
60代1373395452180.04032.9111.311
70代1414012418400.09629.5612.829
80代794805262380.14532.9644.781
90代179791132160.12173.4198.899
100歳以上6058200.00033.0140.000

これを作るために使用したデータのリスト。


コード


今回の一連の作業を行ったコード (Jupyter Notebook の HTML) をアップしたので、興味のある方は検証お願いします。必要な CSV, エクセルデータはプログラム内部からアクセスして取ってくるので、事前のデータDL作業は不要です。コピペすれば最後まで行けるはず。グラフの日本語文字表示だけは一手間いるかもなので必要ならばググってください。

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