宗教、経済、資源…世界は大きな転換期を迎えている。深まる混沌と対立。解決の糸口を見いだせるのか?戦後70年、阪神・淡路大震災、地下鉄サリン事件から20年の節目に、21世紀のあるべき世界の姿を考える。
投資家たちが今後を「予言」し、その予言の前に行動しようとした結果、予言が予想より早く実現する。これを「予言の自己実現」といいます。ふむふむ。
「社会主義国家」というのはあるのですが、「共産主義国家」というのは本来おかしい。共産主義とは国家がないユートピア状態のことをいうわけですから、この場合はあえて言うなら、「共産主義を目指している社会主義国」でしょう。なるほど。
日中平和友好条約を結んだとき、中国は日本に対し戦時賠償金を請求しませんでした。それは、そもそも中華民国が戦時賠償を放棄していたからです。日本が中華民国と結んだ平和条約は日華条約といいました。このとき中華民国のトップであった蒋介石は、「日本に対しては戦争賠償金を請求しない」と言ったのです。そうだったのか。
神道の考え方にしてみたら、死んだ人はみんな神様になる。死んだ人を粗末に扱うと、祟りがあるかもしれないから神様として祀るのが神社の発想。しかしそういう認識、発想はなかなか海外の人には理解できない。祟られないように敵をも祀る。確かになかなか理解してもらえないだろうなあ。平将門とか菅原道真とか。
世界を見る上でのキーワード、2015年は「テロ」と「格差」でしょうかさてどうなるか。