χ2乗検定サービス「カイ2乗検定さん」をリリースしました。
解釈の曖昧性を持たせたままのデータを受け取れるようにし、出力の際は各解釈での処理結果を全部提示し、ユーザに自分の意図に合う結果を選んでもらうという思想で作りました。とにかくフォームへの入力の手間を極力減らすことに注力しています。
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比較的フリーダムな入力に対応しています(一つ一つ表のマス目に度数を入れていくUIはウンザリなので)。入力は、度数表の一次元化データ、つまりスペース的なもので区切った数字列です。
例:
↓
例:
↓ (コピペして入力)
複数の可能性がある個数のときは、考えうる全ての表を考慮に入れて処理します。つまり、複数の結果が出力されます。
例:
and
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適合度の検定と独立性の検定の両方に対応しています。適合度の検定は表が2行だと解釈されたときのみ行います。理論度数か理論比率(理論確率含む)かは自動判定します。また、理論値が1行目である場合と2行の場合の両方の結果を出力します。意図に合う結果だけ見てください。
例:
and
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基本的に入力の各数値はそれぞれの頻度ですが、表が2x2の場合のみ「合計1 頻度1 合計2 頻度2」という解釈も行います。
例:
and
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χ2乗値が異常値になる場合の結果は表示されません。ユーザーの意図から完全にはずれている解釈であるため。
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カイ2乗分布表(自由度は30まで)を内蔵しており、有意水準5%での判定結果を出します。一目で検定結果が分かります。
§
観測度数と期待度数が(行ではなく)列になっている表の入力には対応してません。そのうち対応するかも。
例:未対応の入力表形式

解釈の曖昧性を持たせたままのデータを受け取れるようにし、出力の際は各解釈での処理結果を全部提示し、ユーザに自分の意図に合う結果を選んでもらうという思想で作りました。とにかくフォームへの入力の手間を極力減らすことに注力しています。
§
比較的フリーダムな入力に対応しています(一つ一つ表のマス目に度数を入れていくUIはウンザリなので)。入力は、度数表の一次元化データ、つまりスペース的なもので区切った数字列です。
例:
8 | 2 |
5 | 5 |
8 2 5 5入力中の数字ではない要素は無視します。
例:
X1 | X2 | |
Y1 | 8 | 2 |
Y2 | 5 | 5 |
X1 X2 Y1 8 2 Y2 5 5↓ (数字以外は無視される)
8 2 5 5数字4個だと2x2の表、数字9個だと3x3の表と認識して処理します。
複数の可能性がある個数のときは、考えうる全ての表を考慮に入れて処理します。つまり、複数の結果が出力されます。
例:
1 7 18 18 22 12↓
1 | 7 | 18 |
18 | 22 | 12 |
1 | 7 |
18 | 18 |
22 | 12 |
§
適合度の検定と独立性の検定の両方に対応しています。適合度の検定は表が2行だと解釈されたときのみ行います。理論度数か理論比率(理論確率含む)かは自動判定します。また、理論値が1行目である場合と2行の場合の両方の結果を出力します。意図に合う結果だけ見てください。
例:
A | B | C | D | sum | |
観測度数 | 79 | 32 | 37 | 12 | 160 |
期待度数 | 90 | 30 | 30 | 10 | 160 |
A | B | C | D | sum | |
期待度数 | 79 | 32 | 37 | 12 | 160 |
観測度数 | 90 | 30 | 30 | 10 | 160 |
§
基本的に入力の各数値はそれぞれの頻度ですが、表が2x2の場合のみ「合計1 頻度1 合計2 頻度2」という解釈も行います。
例:
200 5 200 2↓
A | B | sum | |
C | 200 | 5 | 205 |
D | 200 | 2 | 202 |
A | B | sum | |
C | 5 | 195 | 200 |
D | 2 | 198 | 200 |
§
χ2乗値が異常値になる場合の結果は表示されません。ユーザーの意図から完全にはずれている解釈であるため。
§
カイ2乗分布表(自由度は30まで)を内蔵しており、有意水準5%での判定結果を出します。一目で検定結果が分かります。
§
観測度数と期待度数が(行ではなく)列になっている表の入力には対応してません。そのうち対応するかも。
例:未対応の入力表形式
観測度数 | 期待度数 | |
A | 29 | 20 |
B | 10 | 20 |
C | 31 | 20 |
D | 17 | 20 |
E | 13 | 20 |
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参考文献
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