古い記事
ランダムジャンプ
新しい記事
あちこちのブログで書かれている「ブログ論」(ブログはかくあるべし的なやつ)を読んでいると、ブログを自己実現の手段としかとらえてないものがほとんどな印象。ブログをシンプルにログ(つまりは日記、日報、ライフログ)ととらえる視点をもつものはもはや少数派かも。

ブログをどうとらえようと個人の自由なんだけど、前者の人の中には自分のブログ観をすべてのブロガーにあてはめて論をすすめている人も多く、ちょっとモヤモヤ。まあ、影響が大きすぎるのが心配なだけで、書いてる人を非難するつもりはないです。念のため。

ライフログ的な「自分の生活を記録して行こう」という目的でブログを始めたものの、自己実現系ブログの価値観に影響を受けて、PVや小金が欲しくなったりして考え方がぶれて、結局どちらの目標も中途半端でぐだぐだになる。または、自分のライフログ的ブログは意味がないと思い込んでしまい更新が止まってしまう。特に後者は深刻。

最近の影響力を持つブログ論は、ライフログ的な「単なる日記」をばっさり切ってしまう傾向にあると思います。冒頭に書いたように「ブログを自己実現の手段としかとらえてない」わけで。

重要なのはライフログと自己実現のバランスだと思うのですが、どうも極端なんだよなあ。なんか、こう自然体な感じでミックスするのが主流になれば、もっといろんな人がブログを書き続けてくれると思うんだよなあ。

なお、「SNSとの使い分け」はログという観点からは微妙かなあと思います(一例として、mixi日記で消えてしまったり埋もれしまっているログ)。でも手軽さは良いですよね。

関連記事


- [を] 人気の出るブログと長く続くブログは違う[2006-05-26-1]
長く続くブログは「自分」が最大の読者。
人気の出るブログは「読者」が読者。
[...]
「テーマをしぼる」「有意義なことだけ書く」とかにこだわらないで
好きなようにだらだら書くと意外に低燃費で続けられるかな。

だらだらやりつつも後には何かが残る、というのが理想。

- [を] ブログを書き続ける目的[2006-02-06-2]
読者を意識することは多いけど、やはり基本は自分のため。
自分あってのブログ。

そうでもなければ
「こんな下らないことは書けないよな」とか思っちゃったりして、
「自分にだけ役に立つような情報」を載せなくなってしまいがちになるかと。