【書評・感想】ラーメンと愛国
2013-11-17-1
[BookReview]
ラーメンの潮流を昭和史、メディア史などと重ねて解説する、著者得意のパターンの本ですね。あのときこんなところにラーメンが!って感じで出てきます。ラーメンそのものはきっかけで「史」がメインな箇所も多数。もちろんラーメン史もしっかり押さえられていて、勉強になります。
■速水健朗 / ラーメンと愛国
ラーメンの変化は時代の変化に敏感に反応しているということが分かります。もちろんいろいろな物がそうなのですが、ラーメンは特に身近なものなだけにわかりやすいです。
2年前に出た本ですが、発売時に読み進めていたのに紛失してしまいました。最近掃除したら出てきたので読了した次第。
■速水健朗 / ラーメンと愛国
なぜ「ラーメン職人」は作務衣を着るのか?
いまや「国民食」となったラーメン。その始まりは戦後の食糧不足と米国の小麦戦略にあった。“工業製品”として普及したチキンラーメン、日本人のノスタルジーをくすぐるチャルメラ、「ご当地ラーメン」に隠されたウソなど、ラーメンの「進化」を戦後日本の変動と重ね合わせたスリリングな物語。
ラーメンの変化は時代の変化に敏感に反応しているということが分かります。もちろんいろいろな物がそうなのですが、ラーメンは特に身近なものなだけにわかりやすいです。
2年前に出た本ですが、発売時に読み進めていたのに紛失してしまいました。最近掃除したら出てきたので読了した次第。
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