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「ビッグデータ」に関する本を Kindle で読んでおります。今回はこれ。

稲田修一 / ビッグデータがビジネスを変える [Kindle版]

日米の成長企業でいち早く活用され、話題となっているキーワード「ビッグデータ」。これは、ウェブやマーケティングなど一部の業界だけで有効なIT戦略ではない。膨大なデータの分析から、まったく新しいビジネスモデルを生み出す試みが今、あらゆる分野で始まっている。その実例から可能性まで解説する決定版入門書。

新書。昨日紹介した「ビッグデータの衝撃」[2013-05-22-3]の半分の分量。そして、より非技術系向け。分かりやすくはある。ざっと知りたい、というレベルの軽い要望にはマッチするかと。

ただ、専門でやってた身としては、翻訳サービスの例であげてた数千万ペアの対訳データってビッグデータというにはちょっと抵抗がある。自然言語処理だと20年くらい前から大規模コーパスの利用ってのがテーマとしてあったけど、それはビッグデータとは違う気がする。まあ、ビッグデータということで良いとは思うけど、心情的に。