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昨年2回、千葉県松戸市の高校へ授業(実験教室)に行きました。

- 高校で授業(1)[2009-11-11-2]
(千葉県松戸市:千葉県立 松戸六実高等学校)
- 高校で授業(2)[2009-12-14-3]
(千葉県松戸市:聖徳大学附属高等学校)

今日はその成果報告会的な位置づけもある「教育CSRシンポジウム2010」というイベントに参加しました。
「産業省委託事業 早期工学人材育成事業・社会人講師活用型教育支援プロジェクト成果報告会」ということで、理科離れ、工学離れをなんとかしようという経済産業省の事業の一環です。
場所はベルサール西新宿。
参加者は200人近く。

- 教育CSRシンポジウム 2010
http://www.kyouikuouen.com/csr2010/_583.html

教育CSRシンポジウム2010 授業再現コーナー

何本か講演があったのですが、いくつかメモ:
- 「エアコンの仕組みは?」「自動車の仕組みは?」などの理工知識を問う質問で、各国の子供と大人の理解度を調査した結果、ほとんどの国では大人の理解度と子供の理解度は比例するのだが、日本は他の国と比べて大人の理解度だけ以上に低い。
- スイス ジュネーブ州の永住権取得試験の問題は「ワインの製造方法」。
- 第三次産業の就業人口増大→モノがあふれ(科学)技術に関する興味の薄れ→(米国以外の)先進国共通の傾向
- 松戸市の人口は約48万人。そんなにいたのか!

§

さてさて、弊社の成果報告はブースでのデモのみです。
私が大きなポスターが貼られたブースに待機して、興味を持って頂けた方に授業内容や授業の進め方や作った教材などを解説するスタイルです。
展示会みたいなものです。

展示ポスター
(↑会場のポスターの一部)

高校での授業では、ウェブ検索の基礎、リテラシ、便利な使い方などのネット企業がしそうな話はありきたりなのでそうそうに流し、ウェブ検索結果数を使ってのコーパス言語学、テキストマイニングの話をメインにしました。

やはり自分が熱意を持って語れる題材じゃないと生徒のアテンションを維持できないだろうなと思ったので(「ウェブをコーパスとして使う」というのは私が公私共に取り組んでるテーマの一つであります)。

授業で行った「実習」について別記事にまとめましたのでどうぞ。→[2010-02-27-1]

「博士号」の使い方

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