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献本頂きました!ありがとうございます。

内藤誼人 / 出会って4分でエコヒイキされる心理術 ~太鼓持ちの人脈スキル~


「太鼓持ち」になることをオススメしているんだけど、
これは要するに
「人間関係を円滑にするコミュニケーション力をつけよう」
という話なのです。

まわりの人を喜ばせ、楽しませ、愉快にさせれば、その結果として相手との関係がよくなって成功する。そのあたりを「太鼓持ち」のアナロジーを用いて解説した本なのです。

本書には、コミュニケーションが苦手な人にとっては「できたら苦労しないよなあ」と思うポイントもありますが、やれることからコツコツやっていけば良いような気がします。

ということで以下、読書メモ:

プライドがないと喜ぶことが簡単になる。自分が喜べば簡単に相手を喜ばすことができる。
私には、つまらないプライドがないので、誰にでもとびっきりの笑顔を見せることができる。安い居酒屋でしかお酒をおごってもらえなくとも、心から感謝できる。そして、何度も何度もお礼をいう。
(p.3)
どんなちょっとしたことでも「ツイてる!」という心境になれますね。

太鼓持ちはバカのふりをした利口でないとなれない職業。
芸者や花魁などの女性にモテモテだったらしい。
知的で話題が豊富なうえ、気配り上手で人を楽しませる呼吸を心得ているのだから、仕事で疲れた女性の心を掴むことなどわけもないことだったのだろう。
(p.15)

すぐできること、やるべきこと。
もしあなたが新入社員だとしたら、会社に入ってまず覚えるべきは、仕事のやり方よりも、同僚や先輩、取引先の人たちと仲良くなる方法である。
(p.26)
一番簡単なのが挨拶
大きめの声を出し、陽気な笑顔を作り、2、3歩前に出て挨拶するだけで、相手は喜んでくれる。今の時代では誰も挨拶のスキルを伸ばそうなんて思っていない。だから、挨拶を少しでも頑張れば大きく差がつけられるのだ。
(p.84)
そして、笑顔
レストランで、笑顔で対応する給仕と無表情で対応する給仕のもらえるチップの額は前者(笑顔)の方が多かったという調査結果(p.86)。
自分から使う「スマイル」は0円どころじゃない!
笑顔のプロである受付嬢が語るところによると、どんな言葉を話すときにも、言葉の最後に無言の「イ」を付け加えるようにすると、白い歯がのぞく美しい笑顔ができあがるという。
(p.185)
というのが笑顔のコツ。
それから、ちょくちょく声をかけること、褒めること。
 人に好かれるスキルには普遍性がある。
 ホメられてイヤな気持ちのする人はいないし、頻繁に声を掛けてくれる人には、誰だって親しみを感じるものなのだ。そこに例外はないのである。
(p.28)

ウソでもホントでもいいからエコヒイキをじゃんじゃん使う。
これはすごいテクだ!
 私は、すべての編集者に向かって、「○○さんの仕事を、最優先でこなしましたからね」と告げる。
 また私は、「○○さんの頼みじゃ、断れないなあ……」といいながら、結局は、誰からの仕事もお引き受けしている。
 仕事をするときには、あらゆる人をエコヒイキしているように見せ掛けることが絶対に必要である。そうしないと、自分もエコヒイキしてもらえない。
(p.116)
実践したいけど、まだまだ度胸が足りないw

他人を見下すより、10年前の自分を見下せ (p.152)
これは確かに!名言!


ref.
- キャリアアップの近道は“エコヒイキ” (新刊JP) | エキサイトニュース
http://www.excite.co.jp/News/column/20090925201000/Sinkan_index_821.html
- 新刊JP FEATURING 『出会って4分でエコヒイキされる心理術 太鼓持ちの人脈スキル』
http://www.sinkan.jp/special/taikomochi/index.html
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