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岩波ジュニア新書は大人が読んでもよくできているというのは定説です。

新書プッシュ本「だから、新書を読みなさい[2009-10-06-1]でも注目されていました。
大人買いしちゃってもいい、と大絶賛。
内容はというと意外と難しいものも多い。少なくとも僕の高校時代なら読めなかったような本がわんさとある。ただそれでも他レーベルの同じ趣旨の本に比べればやさしいので、歴史や現代社会などについて、基礎知識を固めたい若手ビジネスパーソンにとってはぴったりのシリーズだろう。
 仕事で使う知識は業務に携わっていれば勝手に入ってくるが、このような一般教養的なことは学校を出ると、とたんに触れる機会がなくなる。読むにしても退屈そうだ。しかし、情報の逆張り戦略からすれば、誰もが「そんなのいまさら」と手にとらないからこそ、読む価値は高まるといえる
(p.152)

じゃあ何を読めばいいのかというと、「○○ってなんだろう」シリーズ。
Amazon検索「ってなんだろう 岩波ジュニア新書」などで探せます。

一般的な話題の「○○ってなんだろう」シリーズ:

国際感覚ってなんだろう : 渡部 淳 (1995/11)

量子力学とはなんだろう : 長岡 洋介 (2003/3)

情報って何だろう : 春木 良且 (2004/1)

ウイルスってなんだろう : 岡田 吉美 (2005/4)

砂漠化ってなんだろう : 根本 正之 (2007/2)

行政ってなんだろう : 新藤 宗幸 (2008/2)

思春期ってなんだろう : 金子 由美子 (2008/6)


特化した話題の「○○ってなんだろう」シリーズ:

平和ってなんだろう - 「軍隊をすてた国」コスタリカから考える : 足立 力也 (2009/5)

目を閉じて心開いて - ほんとうの幸せって何だろう : 三宮 麻由子 (2002/6)

シベリア抑留とは何だったのか - 詩人・石原吉郎のみちのり : 畑谷 史代 (2009/3)

青春とはなにか - 友だち・スポーツ・読書 : 真継 伸彦 (1985/8)


どれも未読なので興味のあるものをじわじわと読んでいこうと思います。

なお、私の最近の一押しジュニア新書本はこれ:

大向一輝 / ウェブがわかる本

(ref. [2007-06-14-5])

「インターネットってなんだろう」というタイトルの本だと思って読んだら良いと思います!