古い記事
ランダムジャンプ
新しい記事
ブログ界隈では定期的に匿名実名論争(ネット活動は実名と匿名のどちらが良いかの議論)が沸き上がるんだけど、なんだか混乱しがちなので整理してみた。

【匿名】
選挙の投票や2chの書き込みなど誰が誰だか分からないもの。
ネット上の匿名書き込みは、実際は起訴されたりすると実名が分かってしまう。また、アクセス元のIPアドレスなどで不完全ながらも範囲特定は容易になされる。
とはいえ、実生活上は匿名性はほぼ保たれると言ってよい。

【固定ID】
ペンネームやハンドルネームなど、実名ではないがその人だと分かる名前。
法律用語を流用した「顕名」という呼び名もよく使われる。しかし、実際の法律用語の「顕名」は固定IDの意味を持たない。

【実名】
法律上の実名。
ネット上での実名匿名論争では、「実名での活動」は「所属組織名もあきらかにしての実名」と「所属組織名はふせての実名」に分かれているので注意が必要。

§

匿名実名論争においては、「固定ID(顕名)」を匿名として扱うのか実名として扱うのかそれとも第3の形態として扱うのかのコンセンサスを得る必要がある。混乱の元なので。
この記事に言及しているこのブログ内の記事