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インターネットの勃興によるテレビ、新聞が受ける影響についてコンパクトに問題点がまとめられています。
深くはないけど、ざっと概観が得られるのは新書ならではですね。

猪熊建夫 / 新聞・TVが消える日

テレビが消える!?大手新聞社が崩壊!?そんなシナリオが真実味を帯びてくるほど、進化したインターネット。ウェブに侵食され、変革を迫られるコンテンツ産業(テレビ・新聞・出版・音楽・ゲーム)は、この時代をどうやってサバイバルしていくのか。「放送と通信の融合」の真の意味を解きほぐし、新聞業界の窒息を資本の閉鎖性・過少性とからめて論じるなど、「元・経済部デスク」の確かな眼で日本のコンテンツ産業の構造と未来を見通す。

今までは良かった制度・法律・ビジネスモデルが、時代の変化によって、自分で自分の首をしめるような形になっちゃってるのが悲しいですね。
例えばテレビでは、視聴率測定、県域免許制、複雑な権利関係、放送法によるテレビ・ラジオの政治的公平性、などなど。大変ですね。

私の個人的な感想は、テレビコンテンツにしろ新聞ニュースにしろ、世の中から望まれているのならば、そのうち需要供給のバランスがとれてちゃんとビジネスになるんじゃないかなあ、と楽観的です。
ダメならダメで「いらないものだった」という結論で良いかと。
今までいびつな形で利益を得てきた人たちは非常に困るかもしれないけど、まあしょうがないよね。
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