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断る力

2009-06-27-3 [BookReview]
インパクトの大きい表紙が話題になっているこの本。
私もこの表紙につられて平積みの棚からついつい買ってしまいました。
優柔不断な人、いい人と思われがちな人、などにオススメです。

勝間和代 / 断る力


内容はというと、これでもか、これでもかと、断らせようと畳み掛けてきます!
断らないことでどんなデメリットがあるのか、
断ってもどうってことない場合が多い、
などいろいろです。
何もかもを断って、一人山にこもりたくなってきます。
というのはウソで、
「断る」よりも「自分の軸、判断基準を持て」がメインの本です。

ともかく、これ一冊で安心して「嫌なものは嫌!」と言えるようになると思います。
すでに「断る力」を十分に持っている人は読まなくても大丈夫だけど、優柔不断な人を感化するヒントとして読んでおいても良いかと。

自己啓発書は古今東西、ほぼ同じことが書かれていると言われています。実際、この本に書いてあることも、個別具体的な手法やエピソードは除いても、自己啓発マニアにとっては新しいことではないかもしれません。
 しかし大事なことは、さまざまな角度から動機付けをされることで、何かの形で行動へのトリガーが入り,実際に自分が変わり、実行に移すことが出来るということなのです。
(p.255-256)
そうなんですよねえ。