古い記事
ランダムジャンプ
新しい記事
「千円札は拾うな。」[2007-06-18-3]より、いろいろな人からよく聞く話。
ちょっと長いのですが引用してみました。
 「うちは時間じゃなくて成果で給料を出す」と言っておきながら、毎日のタイムカードを社員に義務づけている会社があるが、私にはなぜタイムカードが必要なのか理解できない。
 成果で給料を出すと言うのなら、成果さえしっかり出してくれれば、週休三日を取ろうが、午後から出勤しようが、サボって昼間から酒を飲んでいようがいいではないかというのが私の考えだ。
 それを経営者が認められないのは、九時から五時までの、いわゆる「就労時間」の間は、会社にいて仕事をしてもらっていないと、損をしたような気になるからではないだろうか。
 社内で社員たちがおしゃべりをしていたり、おやつを食べているのを見て「無駄話ばかりして」と怒る社長がいるが、腹が立つのは社長が「会社のお金は自分のものだ」と思っているからである。
 自分のお金から給料を払っていると思っているから、時間いっぱい、きっちり働いてもらわなければ損だ、と思ってしまうのだ。
(p.73)

いやいやいや、その通りですね。
とはいえ、それ以外にも理由があるのかもしれませんねー。
知りませんが。

安田佳生 / 千円札は拾うな。


関連記事:
- [を] 内側から見た富士通「成果主義」の崩壊、読書メモ蔵出し[2006-05-04-2]
- [を] 若者はなぜ3年で辞めるのか?[2006-09-16-3]