科学離れとわかりやすさの追求
2006-05-21-1
[BookReview]
茂木健一郎著「脳の中の人生」[2006-03-21-1]より。
やっぱスタジオ映像なしのドキュメンタリーが良いよなあ。
余談ですが、そういう意味では「皇帝ペンギン」[2005-08-24-1]は
すごく良かったです。映画だけど。
昨今の日本の「科学離れ」は、いたずらにわかりやすさだけを追求し、
わかったことだけを面白おかしく紹介するメディアの風潮によるところが
大ではないか? (p.66)
日本のテレビの最大の問題点は、科学を「ネタ」だとしか思っていないこ確かに、スタジオ映像いらない!ってのがいっぱいありますよね。
とにある。白衣を着た科学者が出てきて、変なことを言ってはスタジオの
タレントにいじられる。このような日本のテレビでおなじみの「文法」は、
科学の本質を伝える上では邪魔になるだけである。(p.186)
やっぱスタジオ映像なしのドキュメンタリーが良いよなあ。
余談ですが、そういう意味では「皇帝ペンギン」[2005-08-24-1]は
すごく良かったです。映画だけど。
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