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塩野七生 / ルネサンスの女たち / 中公文庫

タイプの違う四人の女性の人生。

この時代の背景知識というか史実の展開・流れが分かってないと
ちょっとこんがらがるところもあるかな。
さっき登場したばかりのカタカナ名でも女?男?兄?妹?誰だっけ?
とひっかかっちゃったり。記憶力の問題か!?

あとイタリア中心部の地図がないのがちょっと困りました。
(地中海の地図は載ってるんだけどそれじゃ分からない…)
自宅ならネットや地図帳があるからいいんだけど、
電車で読んでるとき困りました。で、結局フェラーラってどこよ?
みたいな。

塩野七生ルネッサンス物は「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷
を読んだことがあったので背景知識として助かりました。
あと「海の都の物語」も助けに。
(ちなみにこれオススメ本です。小型版「ローマ人の物語」という
認識で良いかと(本当は良くない…)。誕生から、トルコとの戦いを経て、
ナポレオンによる幕引きまで。)

なお、塩野七生作品、次は「わが友マキアヴェッリ」を読みます
(実は結構前から積読状態…)。

しかし、著作集出てるからか中公文庫は軒並み在庫なしだなあ、amazon は。
ルネサンスの女たち
チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷
海の都の物語-ヴェネツィア共和国の一千年〈上〉
海の都の物語-ヴェネツィア共和国の一千年〈下〉
わが友マキアヴェッリ-フィレンツェ存亡