■山下清美, 川浦康至, 川上善郎, 三浦麻子 / ウェブログの心理学
著者の内容紹介より:
§ウェブログの分類
以下のように分類している (p.84)。
(1)日々の生活の記録を自分のために覚書として残す(備忘録)
(2)日々得た情報を他の人に提供できる(日誌)
(3)他の人に自分という人間を知ってもらえる(公開日記)
(4)自分で自分を理解することができる(狭義の日記)
日記の4タイプ
著者の一人山下清美氏の講演のメモ[2004-07-02-3]も参照されたし。
しかしやはりここで「アサマシ」(アフィリエイト等)という視点も導入
したい。ビジネス目的と言い換えても良い。そのような経済活動がメイン
となるBlogも現在多数存在しているわけで、別の軸としてでも分析にまぎ
れこませてみたいところ。アフィリエイトについては「経済活動とウェブ
ログ」という節(p.154)で軽くフォローされている。
§ログの蓄積の意味
「蓄積の価値」という節でウェブログを蓄積し続けていくことの個人的、
社会的な意義について述べられている。非常に共感。継続は力なり!
§ウェブログの歩き方
附録に「ウェブログの歩き方」という小文があり、ウェブログでできるこ
と、効能、注意点などが箇条書きをメインにコンパクトにまとめられてい
る。入門のための文書としてオススメ。そのうち公開されるかも!?
<http://epi.fm.senshu-u.ac.jp/~weblog/archives/000017.html>
§その他
アクセスコントロールの話が興味深かった。またそのうちに。
著者の内容紹介より:
本書では、「ウェブログ」を、ウェブ日記やテキストサイト、ブログ・ツー心理学の視点でウェブログを論じる書。
ルなどの総称として用いています。その上でネット上のコミュニケーショ
ン全体の中にウェブログを位置づけます。WWW以後、成長・発展してきた
ウェブログの変化もとらえています。こうした大きな視点に立つことで、
現在のブログ・ブームの背景や特徴がよりよく理解できると考えています。
§ウェブログの分類
以下のように分類している (p.84)。
(1)日々の生活の記録を自分のために覚書として残す(備忘録)
(2)日々得た情報を他の人に提供できる(日誌)
(3)他の人に自分という人間を知ってもらえる(公開日記)
(4)自分で自分を理解することができる(狭義の日記)
日記の4タイプ
内容\志向性 | 自己 | 関係 |
事実 | 備忘録 | 日誌 |
心情 | 狭義の日記 | 公開日記 |
著者の一人山下清美氏の講演のメモ[2004-07-02-3]も参照されたし。
しかしやはりここで「アサマシ」(アフィリエイト等)という視点も導入
したい。ビジネス目的と言い換えても良い。そのような経済活動がメイン
となるBlogも現在多数存在しているわけで、別の軸としてでも分析にまぎ
れこませてみたいところ。アフィリエイトについては「経済活動とウェブ
ログ」という節(p.154)で軽くフォローされている。
§ログの蓄積の意味
ウェブログは、持続性のある個人としての存在を記録する場である。同じうむうむ。そうそう。納得。
名前で継続してサイトに記録を積み重ねていく行為は、その人の人となり
や人としての存在感を生み出す。じつはウェブログのもつ情報の信頼性の
根本は、この継続性にあるといってよいだろう。(p.143)
「蓄積の価値」という節でウェブログを蓄積し続けていくことの個人的、
社会的な意義について述べられている。非常に共感。継続は力なり!
ウェブログを情報的視点から見ると、現在何がはやっているか、どんな情私のウェブ日記・ブログもこの夏で10年。今後も縦断的に行きます!
報が集積しているか、という横断的始点が求められる。しかし、ウェブロ
グの重要なポイントは、それらが継続して蓄積されていくことである。そ
のプロセスでは、書き手やその環境の変化や進化がある。そうしたプロセ
スをたどっていく、というような縦断的視点に立ったアプローチにこそ、
ウェブログらしさが表れるように思う。(p.159)
§ウェブログの歩き方
附録に「ウェブログの歩き方」という小文があり、ウェブログでできるこ
と、効能、注意点などが箇条書きをメインにコンパクトにまとめられてい
る。入門のための文書としてオススメ。そのうち公開されるかも!?
<http://epi.fm.senshu-u.ac.jp/~weblog/archives/000017.html>
「ウェブログの歩き方」の部分をウェブ掲載してはどうか、とのご要望も
いただきました。少し先になるかとは思いますが、実現できるように検討
してみたいと思います。
§その他
アクセスコントロールの話が興味深かった。またそのうちに。
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