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茫然とする技術

2004-11-13-4 [Book]
宮沢章夫 / 茫然とする技術 / ちくま文庫

これまで読んできた「牛への道[2003-12-20-2]や「わからなくなってき
ました
[2004-01-27-5]ほどのインパクトはないけど、もっともらしい大
仰な表現の勉強になります。転記しまくり。
 あと、この本で顕著に見られる、一行まるまる括弧で囲って強調する手
法は、文字を大きくしたり色つけたりして強調するテキストサイト的表現
の元ネタなのだろうか。どこかでそんな説を読んだ気がする。
 「テキストサイト的表現」
 世紀の変わり目に一世を風靡したあの表現技法である。その元ネタかも
しれないというのであるからして、もう、これは、なんと表現していいか、
まったくもってよくわからないほどすごいに決まっている。いや、しかし
ちょっと待て。
 「テキストサイト」
 この言葉に内在する気恥ずかしさはなんだ。しかも、よりによって「テ
キスト」と「サイト」である。どちらも道に落ちていても誰にも気づかれ
ないであろう一般的過ぎる言葉である。それなのに、どのような経緯が、
このような一般的な言葉の組み合わせをかくも口に出すのも気恥ずかしい
表現にしてしまったのか。
 だか、まあそれはいい。「気恥ずかしさ」とはすなわち、ある意味での
祝祭性だとするなら、「テキストサイト」とはつまりそのようなものとし
てあるわけだから。問題はもっぱら、本人の人間性に求められる。ここに
あるのは、「大人的なるもの」なのだ。

...という感じに適当に切り貼りして捏造してみた。意味不明。もちろん
テキストサイトの話題はこの本にはありませんよ。また、私自身の意見で
すらありまえせん。捏造ですよ。
で、「テキストサイト的表現」って、こういうやつね:
<http://aglaia.c.u-tokyo.ac.jp/~yamamoto/diary/my_cgi/samurai.cgi
?URL=http%3A%2F%2Fnais.to%2F%7Eyto%2Fdoc%2Fzb%2F0001.html
>
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