「人間はこんなものを食べてきた 小泉武夫の食文化ワンダーランド」
[2004-02-14-3]によれば、アンデスでは牛の血を吸わせてぱんぱんになっ
た蛭をゆでて食べるところがあるそうです。確かに血だから栄養は取れそ
う。

そこからアンデス山脈を下るとペルーだが、湖の付近のある農家に立ち寄っ
た。小学校の五〜六年生ぐらいの子供たちが家の外に出てにぎやかに歓迎
してくれたのだが、よく見ると、その子たちの口のまわりが鮮血だらけだっ
た。これはびっくりした。

ホラーですよ。私なら逃げ出すよ。で、これはヒルを食べた後だった、と
いうわけ。

実は、この地方では貴重なタンパク資源として食料としているのだ。
[...]まずボイルする。ふつう熱を加えたら、ヒルの体などは割れてしま
うが、このヒルはとても伸びるので、破れず、牛血のタンパク質はその中
で固まってゆで卵のようになる。

先ほどの子供の食べたのは半熟状態だったようだ、とのこと。
まあ、なるべくなら食べずにすませたいですね。

(『ヤバいヤバい。「蛭おじさん」マジヤバい。』
<http://coolsummer.typepad.com/kotori/2004/05/post_9.html> に反応)