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GTD! GTD! GTD!

デビッド・アレン / ストレスフリーの仕事術-仕事と人生をコントロールする52の法則


Getting Things Done (GTD) で有名なデビッド・アレンの仕事術本。
訳者の田口元さんによる巻頭の日本語版解説がいきなり熱い。
 あなたは気づいているだろうか。「仕事」が変わっているのに、「仕事のやり方」が変わっていないことに。
 知識社会で生き残りたいなら、作業や時間を管理するだけの手法は役に立たない。必要なのはアイディアとエネルギーを管理する手法である。
 GTDが素晴らしいのは、この手法が「仕事を成し遂げる技術」であること以上に、「知識社会におけるアイディア創造術でもある点である。
 本書ではGTDの根底に流れる52の「うまくいく考え方」を紹介している。GTDの手法はシンプルであるがゆえにだれにでも実践することができる。GTDを実践するだけで日々のストレスは激減し、ゆったりとした気分で仕事ができるようになるだろう。

巻頭言の中で、GTDの基礎でもある、ストレスから逃れるための3ステップが紹介されています。

まず一つ目が、頭の中の「やりかけの仕事」を全部書き出して意識的に把握するということ。あたまをすっきりさせないと、残ったなにかがストレス源に!

そして二つ目は、書き出した「やりかけの仕事」に対する「次に取るべき行動」の決定。ToDoリスト作りなわけですが、「質の高い To Do リスト」を作るためのポイントとして、「次の物理的な行動」に注目して書くのが重要。例として挙げられているのが、『「提案書を書く」ではなく、「PCの前にすわってワープロソフトを立ち上げる」』。漠然と「〜する」と書いちゃダメ!

三つ目が、信頼できるシステムでの管理とシステム自体の定期的な見直し。習慣化が大切。「忘れないことを忘れることができるように」システムが稼動しているか、がポイント。GTDでは「週次レビュー」を最重要な習慣と主張しているとのこと。

というわけで、いよいよアレンによる本文。
詳細な解説、具体的な方法、Tips などが、ドドドっと押し寄せて来ます。

が、それはちょっと置いといて寄り道。
この本にはページの下に偉人の言葉が豆知識みたいに載っていて楽しいです。
とはいえ、本文を読むときにあまりに気になってしまったので、結局先にそこだけ一気に読んでしまいました。へへへ。
てなわけで、いくつかピックアップ:

- 良い考えはみな余裕から生まれる---サミュエル・ジョンソン
- 簡単なことなどありはしないが、いやいややるときには、それがさらに難しくなる。---テレンス
- 人はどんな方法を用いてでも、思考という本当の労働を避けようとするものだ。---トーマス・エジソン
- 簡単なことを複雑にするのはよくあること。複雑なことを簡単に、驚くほど簡単にすること--これが想像力だ。---チャールズ・ミンガス
- 世界が進歩したのは、怠け者がもっと簡単な方法を探そうとしたからだ。---ロバート・ハインライン
- アイディアをものに変える能力が、外で成功する秘訣である。---ヘンリー・ウォード・ビーチャー
- 偉大な発明で、事業計画から始まったものはない。---作者不詳
- 何もかも管理できているということは、ペースが遅すぎるということだ。---マリオ・アンドレッティ
- ささいなことが完璧を生み出すが、完璧はささいなことではない。---ミケランジェロ
- 必要が発明の母だとは思わない--私に言わせれば、発明は、直接無為から、もしかすると怠惰から生まれるものだ。少しでも楽をしようとすることで。---アガサ・クリスティ

ふむふむ。なるなる。ぐさっ!

で、今回の記事はおしまいです。
本の内容は次回の記事で詳しく。つづく