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深追い率の調査

2004-07-21-4 [Blog]
先日の手書きメッセンジャーの記事[2004-07-16-4]ですが、うまくネタ元
リンクがつながっているので、これを用いて深追い率の調査を行いました。
ネタ元をたどるとこういう風になります。

「Passion For The Future」(橋本氏)
<http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/001865.html>

「たつをの ChangeLog」[2004-07-16-4]

「sappari.org メモ+日記」(神原氏)
<http://sappari.org/diary/?date=20040716>

橋本氏とKambara氏の協力を得て、7/17のアクセスログから、どれだけの
割合の人がネタ元リンクをたどるのか調べてみました。いわゆる「深追い
率」です。以降、それぞれのBlogを「橋」「た」「神」と表記します。
各Blogのアクセス数についての説明です。「た」と「神」はトップか
permlink へのWebブラウザからのアクセス数(httpdのアクセスログに対
して「grep Mozilla」で判定)を示しています。
とっても大雑把。「橋」はトップページへのアクセス数だけです。
「橋」→「た」→「神」の移動者数は、「た」と「神」のhttpdアクセス
ログ中の IP アドレスをつき合わせてカウントしています。
(まあ、その場しのぎプログラミングってやつです[2003-12-09-3]

- アクセス数(橋) = 1008
- 移動者数(橋→た) = 98
- アクセス数(た) = 591
- 移動者数(た→神) = 71
- アクセス数(神) = 101
- 移動者数(橋→た→神) = 35

「橋」→「た」は1割弱(トップのみのアクセス数というのを考慮して)。
「た」→「神」は1割強。

「橋」から「た」へ来たうちさらに「神」までたどった深追い族、または
その予備軍は3割ほど。「橋」の閲覧者の3%くらい(深追い率3%)。
気をつけましょう。いや、別に気をつけんでもいいけど。

集計前の私の予想はこのようなものでした。
「一度ネタ元をたどった人はさらなるネタ元もたどる」という仮説。
根拠はないんだけど、5割くらいの人が、さらなるネタ元をたどりそう。
紹介の仕方によって変わるだろうけど、今回のような特定ページ紹介&
ネタ元表示というベーシックな記事だと、だいたいこんなもんなのかな。
別な記事でさらなる調査を行なう予定。サイト間で協力しあって動線調査
するというのは何だか面白いですね。可能性を感じます。

ネタ元リンクについては「ウェブログ・ハンドブック」を読んでみる?
おそらく最も長く続いているウェブログのエチケットは、
他のウェブログで見つけたリンクのクレジットである。
...
この礼儀作法に気を遣わないウェブロガーも少しいるが、
これは重要な伝統だと私は思う。(p.153)
私の見解は[2003-12-21-2]
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