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Jack London

2004-01-23-4 [Book][English]
昨日の話[2004-01-22-1]のつづき。
村上春樹の短篇集「神の子どもたちはみな踊る」の「アイロンのある風景」
という話の中で、ジャック・ロンドンの「たき火」について触れられてい
て、ちょっと気になりました (私の今年のテーマの一つが「焚き火」ゆえ)。

小麦相場/たき火 / 英米名作ライブラリー」かな。要チェック!
と思ったが、在庫切れ。

もうちょっと調べてみるとこんなページが。
なるほど、高校の英語の教科書ですか。
<http://www.tenri-u.ac.jp/tngai/americas/files/newsltrs/12/
12introduction.yamazaki.html
>
高等学校の最近の英語教科書の中には、平易な文に書き直された短編
「焚き火」(To Build a Fire, 1907)や「命への執着」(Love of Life,
1903)が集録されているものがあり、環境教育の一環にもなっている。

というこわけで、再度「To Build a Fire」で amazon を探してみると、
Jack London / To Build a Fire and Other Stories」というのが
ありました。安い! eBook ですね。電子書籍ですね。最先端風!
でも、ディスプレイで読むのはしんどいし、印刷できない設定になってい
ると最悪なので、やめ。

ここで、ハッと気がついた。ジャック・ロンドンって、1916 年没じゃん。
著作権切れてるじゃん。なーんだ。

で、素直に Web 検索し、印刷して読みました (短い 1902 年版を)。
■Jack London / To Build A Fire / 1908
<http://sunsite.berkeley.edu/London/Writings/LostFace/fire.html>
■Jack London / To Build A Fire / 1902
<http://sunsite.berkeley.edu/London/Writings/Uncollected/
tobuildafire.html
>

読んで寒気がしました。むちゃくちゃ切実な焚き火じゃないすか。恐ろし
い自然の罠。こんなのは嫌だ。もっとまったりとした焚き火が良いな。
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