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軽めな読み口な上、ミステリー風味で先が気になってどんどん読み進めます。少しずつ読むつもりが一気に読んでしまいました。

  • 高井浩章 / おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密

    中学2年生の「僕」は、バスケが好きな平凡な男の子。
    そんな「僕」が突然放り込まれたのは、謎の大男が顧問を務めるヘンテコなクラブ。
    しかも、メンバーは大富豪の美少女との二人きり。
    変な顧問は「この世には、おカネを手に入れる方法が6つあります」とかなんとか妙なことを言いはじめて……。

子供向けでストーリー仕立てのお金の解説本として、今まで読んできた中で一番良かったです。うちの子がもう少し大きくなったら読ませたいです。

あと、「お金を右から左に動かすだけで儲ける奴らはなんなんだ!」と、私が主人公らと同じ年頃に感じていたモヤモヤに対してスッキリとした説明あり。これは当時の私に読ませたい。何もしてなさそうに見える職業って、「リスクを取る」のが仕事だったりするんですよね。リスクとリターンの関係を早いうちからしっかりと学びたかったな。

とにかくいろんな人に読んで欲しい作品です。