ベンジャミン・フランクリンの十三徳
2005-01-11-1
[Book]
岩波文庫「フランクリン自伝」より。メモメモ。
第一 節制 飽くほど食うなかれ。酔うほど飲むなかれ。 第ニ 沈黙 自他に益なきことを語るなかれ。駄弁を弄するなかれ。 第三 規律 物はすべて所を定めて置くべし。 仕事はすべて時を定めてなすべし。 第四 決断 なすべきことをなさんと決心すべし。 決心したることは必ず実行すべし。 第五 節約 自他に益なきことに金銭を費やすなかれ。 すなわち、浪費するなかれ。 第六 勤勉 時間を空費するなかれ。つねに何か益あることに従うべし。 無用の行いはすべて断つべし。 第七 誠実 詐りを用いて人を害するなかれ。 心事は無邪気に公正に保つべし。口に出すこともまた然るべし。 第八 正義 他人の利益を傷つけ、あるいは与うべきを与えずして 人に損害を及ぼすべからず。 第九 中庸 極端を避くべし。たとえ不法を受け、憤りに値すと思うとも、 激怒を慎むべし。 第十 清潔 身体、衣服、住居に不潔を黙認すべからず。 第十一 平静 小事、日常茶飯事、または避けがたき出来事に 平静を失うことなかれ。 第十二 純潔 性交はもっぱら健康ないし子孫のためにのみ行い、 これに耽りて頭脳をにぶらせ、身体を弱め、または 自他の平安ないし信用を傷つけるがごときことあるべからず。 第十三 謙譲 イエスおよびソクラテスに見習うべし