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週刊文春の連載コラム「言霊USA」を加筆修正してまとめた本。「言霊USA」はカリフォルニア州バークレーに住む著者が、「日常生活やテレビやラジオで耳にした新しい言葉、流行り言葉、印象深い言葉、バカげた言葉など」を紹介するコラム。1本のコラム自体は短いのでサクサクとリズムよく読み進められます。

町山智浩 / 教科書に載ってないUSA語録 [Kindle版]

「週刊文春」人気コラムを1冊に。新聞、テレビ、ウェブでは分からない超大国アメリカの素顔とは。現地在住の著者が、「日本人の知らないアメリカ語」ともいうべき名言、失言、流行語から読み解きます。イーストウッド監督の「今、アメリカはハーフタイムなんだ」との言葉に、自信を失ったアメリカ国民はみな涙を流したとか。連載でおなじみの澤井健さんによるギャグセンスあふれるイラストも収録。まさに町山ワールド全開ともいうべき、1級のアメリカ批評本です。

連載期間は2009年6月から2012年8月まで。当然取り上げられる話題はこの時期のものが多いです。それにしてもペイリンは大人気だなあ。ネタとして使いやすいんでしょうねえ。今はもう飽きられてるのかもしれないけど、しっかりとした炎上屋さん。

なお、先日読んだ同じ著者のエッセイ「アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない[2013-01-02-2]は、2006年から2008年まで。なのでその続きみたいな感じです。
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