【書評・感想】評価経済社会 - ぼくらは世界の変わり目に立ち会っている
2013-01-10-3
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お話としては非常に面白いんですが(夢中になって読んでました)、あまり説得力はないと思いました。自分のタレント化を目指す人たちには受けは良さそう。
■岡田斗司夫 / 評価経済社会 - ぼくらは世界の変わり目に立ち会っている
貨幣経済社会から評価経済社会へ!とのことだけど、実態は影響力(評価)がお金になると言ってるだけだよね。一部の人はそれで生活できるけど、大多数の人にとって生きていくためにはお金が必要というのは変わらない。ここが変わらなきゃパラダイムシフトもなにもないかと。今の時代、そして今後、評価・評判がますます重要になっていくことに異論はないんだけど、どんなに言葉を尽くしても「評価はお金に換算できるから同じ」って反論をねじ伏せる感じではないですね。
貨幣経済社会に評価・評判の影響が増す、というストーリーの方が現実的です。まあそれじゃあ話題にならないからな。
■岡田斗司夫 / 評価経済社会 - ぼくらは世界の変わり目に立ち会っている
大変化の時代を幸せに生きるためにぼくたちのできることはなんだろうか?
twitterのフォロワーが100万人いるひとなら1億円を稼ぐのは難しくない。逆に、1億円を持っていてもtwitter のフォロワーを100万人にするのは難しい。
"評価">"お金" 時代をやさしく強く生き抜くためにどうしたらいいのか?
貨幣経済社会から評価経済社会へ!とのことだけど、実態は影響力(評価)がお金になると言ってるだけだよね。一部の人はそれで生活できるけど、大多数の人にとって生きていくためにはお金が必要というのは変わらない。ここが変わらなきゃパラダイムシフトもなにもないかと。今の時代、そして今後、評価・評判がますます重要になっていくことに異論はないんだけど、どんなに言葉を尽くしても「評価はお金に換算できるから同じ」って反論をねじ伏せる感じではないですね。
貨幣経済社会に評価・評判の影響が増す、というストーリーの方が現実的です。まあそれじゃあ話題にならないからな。
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