エスカレータのマナーや歩きスマホの危険性など、思ったことをつらつらと。
昔は急ぐときにエスカレーターを歩くことも多々あったのですが、最近はエスカレーターを歩くことがなくなりました。なぜならスマホをいじってるから。
- 片側空け→歩行禁止 マナー変わる? エスカレーター (日本経済新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO81616470W5A100C1000000/
スマホの浸透というか「歩きスマホ」(スマホをみながらの徒歩移動中)の浸透により、エスカレーターで歩かない人が前よりも若干増えたように感じています。まだ片側空けにはなっていますが、歩きスマホの人が増えれば両側がきちんと人で埋まるかと。片側空けの習慣が改まるのに意外と時間がかからないかも知れません。
歩きスマホの人たちは基本的に遅めのスピードで歩いています。そりゃあ前をときどきしか見ないから急ぐとぶつかるもんね。歩きスマホ=急がない人、と言えると思います。歩きスマホのおかげで、みんなぶつからないようにゆっくり歩くし、エスカレーターの安全性が確保されるし、いいことづくしですね。
どうもみんな急ぎすぎでせわしない世の中ですが、歩きスマホのおかげでゆったりふんわりな社会になるかもしれませんね。すばらしいです。
という適当な極論はさておき。
今度は「歩きスマホの危険性」が問題になるわけですが、どうしたものですかねえ。他の人や柱や壁にぶつかるのも危ないし(特に小さい子供)、階段や溝なんかで躓くし、駅のホームから落ちる事件(歩きスマホ中学生)もあったりしますものね。
歩きスマホをやめれば済むのですがあえて技術での解決方法を考えてみます。
(D1) スマホ画面端っこに前方の画像を映したりする方法が考えられますが、それ用の角度で撮れるカメラ(またはレンズ、鏡)をつける必要があり、普及は難しそうです。
(D2) スマホに対物センサーを乗せて(またはくっつけて)近づく物体を認識して注意をうながす、ってのも面倒そうです。
(D3) そういえば、iOS で音の反射で壁までの距離をはかるアプリがあったので、それで前方の遮蔽物を認識できるかも。精度はともかく既存のスマホだけでできそう。マイクとスピーカーが前方についてないとダメだけど、まあそれは既製品をくっつければいいか。でもみんなが使うと混線(?)しちゃいそう。
これらに共通する問題は、アプリを起動してると他のことできなそうってこと。OSによっては大丈夫だろうけど、広く普及するのは難しいかな。 (iOS はダメ、Android ならできる?)
普及を考えるとやはりアナログですかねえ。アナログな解決方法を模索しましょう。
(A1) 歩きスマホのときは基本的に顔は下向きで手元のスマホを見ている状態です。顔を少しでも上に向けられれば、前方での衝突の危険はかなり回避できると思います。なので、なるべく腕を上にあげればどうでしょう(下図 右)。あ、手が疲れますか。そうですか。ダメですね。
(A2) 自取り棒を使うのはどうでしょう。手を上にあげないからスマホを持つ手が疲れにくいかも。え? 操作する方の手が疲れるって? まあそうですね。
(A3) 鉄球作戦はどうでしょう。スマホに棒を取り付けその先に反射する鉄球をつけます。すると詳細は分からないまでも、前方や横方向に何かが近づいているか否かくらいは分かります、顔は下を向いたままで。今までと異なる風景になっているか否かで危険を察知できればセンサーとして結構使えそうです。
パチンコ玉サイズだと小さすぎるので、ピンポン玉サイズかな。中は空洞で軽く。イヤホンジャックがスマホの上にあるならそこに挿すタイプで自作して試せそう。丸さ加減は調整が必要でしょうね。つぶれたいびつな形が最適かも。お玉みたいな半球でもいいかも。あと自分の顔がうつるのを避けるために手前側の一部は反射しない加工にするとか。
平らな鏡を取り付けても良いのですが、スカートの中をのぞいている等の誤解を受けやすいので、やはり丸い形がよさそうです。歪んでうつるので詳細が分からない、というのが言い訳として使えるかと。
ここまでグダグダ書いてきましたが、まあ、やはり結局「歩きスマホは危ないのでやめましょう」ってことですよね。
そして「スマホはエスカレーターで立ち止まっているときに使いましょう」ということで、歩きスマホ禁止とエスカレーターの歩行禁止を一石二鳥で普及させましょう!
以上、ご静聴ありがとうございました。
- エスカレーターはどう見ても階段なのに止まってなければならないなんてアフォーダンスに反するよなあ[2013-10-23-3]
エスカレータの歩行禁止ルールが根付くきっかけ
昔は急ぐときにエスカレーターを歩くことも多々あったのですが、最近はエスカレーターを歩くことがなくなりました。なぜならスマホをいじってるから。
- 片側空け→歩行禁止 マナー変わる? エスカレーター (日本経済新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO81616470W5A100C1000000/
急いでいる人のために片側を空ける--。エスカレーターの「片側空け」は全国各地でよく見かける習慣だが、実は「歩行禁止」が最新のルールだということをご存じだろうか? 隣をすり抜ける際、荷物や体などが接触して思わぬ転倒事故を引き起こす恐れがあるためだ。だが、いったん世の中に根付いた習慣を改めるのはなかなか容易ではない。
スマホの浸透というか「歩きスマホ」(スマホをみながらの徒歩移動中)の浸透により、エスカレーターで歩かない人が前よりも若干増えたように感じています。まだ片側空けにはなっていますが、歩きスマホの人が増えれば両側がきちんと人で埋まるかと。片側空けの習慣が改まるのに意外と時間がかからないかも知れません。
歩きスマホでスロー社会
歩きスマホの人たちは基本的に遅めのスピードで歩いています。そりゃあ前をときどきしか見ないから急ぐとぶつかるもんね。歩きスマホ=急がない人、と言えると思います。歩きスマホのおかげで、みんなぶつからないようにゆっくり歩くし、エスカレーターの安全性が確保されるし、いいことづくしですね。
どうもみんな急ぎすぎでせわしない世の中ですが、歩きスマホのおかげでゆったりふんわりな社会になるかもしれませんね。すばらしいです。
歩きスマホの危険性
という適当な極論はさておき。
今度は「歩きスマホの危険性」が問題になるわけですが、どうしたものですかねえ。他の人や柱や壁にぶつかるのも危ないし(特に小さい子供)、階段や溝なんかで躓くし、駅のホームから落ちる事件(歩きスマホ中学生)もあったりしますものね。
デジタルな解決方法
歩きスマホをやめれば済むのですがあえて技術での解決方法を考えてみます。
(D1) スマホ画面端っこに前方の画像を映したりする方法が考えられますが、それ用の角度で撮れるカメラ(またはレンズ、鏡)をつける必要があり、普及は難しそうです。
(D2) スマホに対物センサーを乗せて(またはくっつけて)近づく物体を認識して注意をうながす、ってのも面倒そうです。
(D3) そういえば、iOS で音の反射で壁までの距離をはかるアプリがあったので、それで前方の遮蔽物を認識できるかも。精度はともかく既存のスマホだけでできそう。マイクとスピーカーが前方についてないとダメだけど、まあそれは既製品をくっつければいいか。でもみんなが使うと混線(?)しちゃいそう。
これらに共通する問題は、アプリを起動してると他のことできなそうってこと。OSによっては大丈夫だろうけど、広く普及するのは難しいかな。 (iOS はダメ、Android ならできる?)
アナログな解決方法
普及を考えるとやはりアナログですかねえ。アナログな解決方法を模索しましょう。
(A1) 歩きスマホのときは基本的に顔は下向きで手元のスマホを見ている状態です。顔を少しでも上に向けられれば、前方での衝突の危険はかなり回避できると思います。なので、なるべく腕を上にあげればどうでしょう(下図 右)。あ、手が疲れますか。そうですか。ダメですね。
(A2) 自取り棒を使うのはどうでしょう。手を上にあげないからスマホを持つ手が疲れにくいかも。え? 操作する方の手が疲れるって? まあそうですね。
(A3) 鉄球作戦はどうでしょう。スマホに棒を取り付けその先に反射する鉄球をつけます。すると詳細は分からないまでも、前方や横方向に何かが近づいているか否かくらいは分かります、顔は下を向いたままで。今までと異なる風景になっているか否かで危険を察知できればセンサーとして結構使えそうです。
パチンコ玉サイズだと小さすぎるので、ピンポン玉サイズかな。中は空洞で軽く。イヤホンジャックがスマホの上にあるならそこに挿すタイプで自作して試せそう。丸さ加減は調整が必要でしょうね。つぶれたいびつな形が最適かも。お玉みたいな半球でもいいかも。あと自分の顔がうつるのを避けるために手前側の一部は反射しない加工にするとか。
平らな鏡を取り付けても良いのですが、スカートの中をのぞいている等の誤解を受けやすいので、やはり丸い形がよさそうです。歪んでうつるので詳細が分からない、というのが言い訳として使えるかと。
まとめ
ここまでグダグダ書いてきましたが、まあ、やはり結局「歩きスマホは危ないのでやめましょう」ってことですよね。
そして「スマホはエスカレーターで立ち止まっているときに使いましょう」ということで、歩きスマホ禁止とエスカレーターの歩行禁止を一石二鳥で普及させましょう!
以上、ご静聴ありがとうございました。
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