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もうすぐ40になる私ですが、子供の頃から視力は悪くなく、今に至るまで眼鏡やコンタクトレンズを必要としない生活を送ることができました。

なぜでしょう?

その秘密はこれ、「明視棒」(めいしぼう)です。

明視棒

なんの変哲もない長さ30cmほどの木の棒です。「30cm」と「視力」というキーワードで気づいた人もいるかもしれません。小学校のころに「本を読むときには目から30cm離しなさい」と言われた記憶がありませんか?

そうなのです。この棒は目と本が近づきすぎではないかを確認するための道具なのです。

小学生のころ本を読むとき姿勢が悪かったりするとついつい目が近づいてしまいました。

明視棒

それに気づくと父はこの明視棒を私の目と本の間に差し込みます。目が近すぎたな、と気づけるわけです。

明視棒

もちろんそのまま顔と本の間に挟んだままにして読み続けるのもありです。距離感をつかむためには良いかと。

で、若いうちに目からの距離を意識する習慣がついたおかげで、私の視力は今だに裸眼で問題ないレベルです。最近は少し落ちてきていますが、それでも両目ともに1.0以上あります。

当時はいちいち棒を突っ込まれて鬱陶しかったのですが、幼い頃から目を悪くする要因をせっせと取り除いてくれた父に非常に感謝しています。うちの子が成長する際には私が棒を突っ込む役になりたいと思います。視力は一生ものですからね。

みなさんもぜひ「明視棒」をご活用ください。適当な棒を切るだけでできます。定規みたいな薄いものよりも角材みたいに太さがあるものが良いかと。

というわけで、まとめ:
- 子供のころから視力を落とさない習慣を。
- そのために「明視棒」で習慣付け。
- 習慣の力は絶大だが、その習慣を身につけるための道具も重要。
- 良い習慣は世代を超えて受け継ぎたい。