「結果を出す人」はノートに何を書いているのか
2009-09-24-1
[BookReview][LifeHacks]
先日、カリスマ書評ブロガーである「俺と100冊の成功本」の聖幸さんに「たつをさんが興味持ちそうな本があるよ」とこの本を教えてもらいました。
「おもしろそー!」などと言っていたら、その後、聖幸さんが著者に連絡してくれたようで、めでたく献本いただきました。
ありがとうございます。ツイてる!
■美崎栄一郎 / 「結果を出す人」はノートに何を書いているのか
学生のノートは覚えるため、社会人のノートは忘れるため。
「忘れるために書く」という著者のポリシーは私も共感します。
脳の外にデータベースを作り、それを活用するわけです。
§
さてさて、著者のノート術のポイントは三種類のノートです。
(1) メモノート:ちょっとした思いつきや、数字・固有名詞などのキーワードを一時的にメモする。
(2) 母艦ノート:情報の基地となるノート。アウトプットを前提としたメモの整理場所、記録場所。
(3) スケジュールノート:進行管理用の作業スペース。
それぞれの詳細解説は本書を見てもらうことにして、
ここでは私の場合にあてはめてみます。
メモノートは、私も著者と同じくロディアのメモ帳を多用しています。
あとは、ほぼ日手帳にもじゃんじゃんキーワードとかメモります。
ロディアは普段使い、ほぼ日は主にミーティング中ですね。
ちょっと落ち着ける場所があれば、ポメラ[2008-11-16-3]に思い付きをどかっと書き出したりもします。
母艦ノートは、私の場合は「ChangeLog ファイル」が相当します。
ChangeLog ファイルとは、簡単に言うと、日付入り時系列で記録する巨大なテキストファイルです。
詳しくはこちらをご覧ください。
- 私の ChangeLog メモ活用法
http://ta2o.net/doc/zb/0016.html
蓄積系・アウトプット系のありとあらゆる情報を私はこの1ファイルに集約しています。
実はこのブログもその ChangeLog ファイルから生成されているのです。
語ると長くなるので機会があったらそこらへんの話をどこかで書きたいと思います。
で、TODOやタスク管理の母艦は最近導入した iPhone から「Remenber The Milk」というサービスを使っています。これは猛烈に便利で、もはや手放せません。これは近いうちにブログ記事にします。
スケジュールノートは、ほぼ日手帳とグループウェアの併用です。
会社の仕事関連のスケジュールはすべてイントラネットのグループウェア
で管理しています。グループの人みんなで使えばこれほど便利なツールは
ありません。
しかし、コンプライアンスがらみでこれらの仕事関連スケジュールデータはデジタルデータとして社外へメールしたり、印刷して持ち出したりできません。
そこで、ほぼ日手帳に仕事関連スケジュールがある日にマークをつけて、「何かあるよ」という目印にしています。
§
ここから先は気になった箇所をピックアップしてのコメント。
第3章にあった「プロジェクトノート」の話が参考になりました。
進行管理として「予想」「実行」「結果」のフェーズがあって、これらを同じ見開きページに追記するスタイルで書いていくというもの。
これはさっそく仕事で使ってみます。
ほぼ日手帳の無記入ページとかが使えるかなあ。
第4章のノートによる時間管理、スケジュール管理について。
著者の方法は、現在の私の仕事環境ではちょっと無理だなというものが多かったです。先ほども述べたように、一番難しいのはセキュリティにからんじゃうやつです。
まあ、このへんは会社のポリシーや職種に依ると思います。
とはいえ、事例として非常に参考になりました。
取り入れたいこともいくつかありました。
例えば、シールを使っての時間押さえなどは「なるほど!」とうなりました。
さっそく貼って剥がせる小さいシールをゲットしたいと思います。
第5章にある「A書評」の話。
ビジネス書を読むときには参考にします。
そういえば、さっきの「貼って剥がせる小さいシールをゲット」がアクションプランですね。
第6章の「デジタルツールで過去のノートを一発検索」という話題。
スキャンしたりいろいろ大変そうですが、私の場合、重要なものは紙から ChangeLog ファイルに転記しているので、キーワード検索で一発です。
10年分あるのですごく便利です。自慢のマイデータベースです。
ref.
- 『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか』公式ブログ
http://ameblo.jp/note272/
「おもしろそー!」などと言っていたら、その後、聖幸さんが著者に連絡してくれたようで、めでたく献本いただきました。
ありがとうございます。ツイてる!
■美崎栄一郎 / 「結果を出す人」はノートに何を書いているのか
学生のノートは覚えるため、社会人のノートは忘れるため。
「忘れるために書く」という著者のポリシーは私も共感します。
脳の外にデータベースを作り、それを活用するわけです。
あなたが書いた情報は常にノートの中に残っており、ノートを脳内検索のポータルとして活用すれば、ネット検索では調べられない価値のある情報を再び読み返すことができるのです。
(p.5)
§
さてさて、著者のノート術のポイントは三種類のノートです。
(1) メモノート:ちょっとした思いつきや、数字・固有名詞などのキーワードを一時的にメモする。
(2) 母艦ノート:情報の基地となるノート。アウトプットを前提としたメモの整理場所、記録場所。
(3) スケジュールノート:進行管理用の作業スペース。
それぞれの詳細解説は本書を見てもらうことにして、
ここでは私の場合にあてはめてみます。
メモノートは、私も著者と同じくロディアのメモ帳を多用しています。
あとは、ほぼ日手帳にもじゃんじゃんキーワードとかメモります。
ロディアは普段使い、ほぼ日は主にミーティング中ですね。
ちょっと落ち着ける場所があれば、ポメラ[2008-11-16-3]に思い付きをどかっと書き出したりもします。
母艦ノートは、私の場合は「ChangeLog ファイル」が相当します。
ChangeLog ファイルとは、簡単に言うと、日付入り時系列で記録する巨大なテキストファイルです。
詳しくはこちらをご覧ください。
- 私の ChangeLog メモ活用法
http://ta2o.net/doc/zb/0016.html
蓄積系・アウトプット系のありとあらゆる情報を私はこの1ファイルに集約しています。
実はこのブログもその ChangeLog ファイルから生成されているのです。
語ると長くなるので機会があったらそこらへんの話をどこかで書きたいと思います。
で、TODOやタスク管理の母艦は最近導入した iPhone から「Remenber The Milk」というサービスを使っています。これは猛烈に便利で、もはや手放せません。これは近いうちにブログ記事にします。
スケジュールノートは、ほぼ日手帳とグループウェアの併用です。
会社の仕事関連のスケジュールはすべてイントラネットのグループウェア
で管理しています。グループの人みんなで使えばこれほど便利なツールは
ありません。
しかし、コンプライアンスがらみでこれらの仕事関連スケジュールデータはデジタルデータとして社外へメールしたり、印刷して持ち出したりできません。
そこで、ほぼ日手帳に仕事関連スケジュールがある日にマークをつけて、「何かあるよ」という目印にしています。
§
ここから先は気になった箇所をピックアップしてのコメント。
第3章にあった「プロジェクトノート」の話が参考になりました。
進行管理として「予想」「実行」「結果」のフェーズがあって、これらを同じ見開きページに追記するスタイルで書いていくというもの。
左ページ | 右ページ |
---|---|
(メモ) | 実行 |
予想 | 結果 |
ほぼ日手帳の無記入ページとかが使えるかなあ。
第4章のノートによる時間管理、スケジュール管理について。
著者の方法は、現在の私の仕事環境ではちょっと無理だなというものが多かったです。先ほども述べたように、一番難しいのはセキュリティにからんじゃうやつです。
まあ、このへんは会社のポリシーや職種に依ると思います。
とはいえ、事例として非常に参考になりました。
取り入れたいこともいくつかありました。
例えば、シールを使っての時間押さえなどは「なるほど!」とうなりました。
さっそく貼って剥がせる小さいシールをゲットしたいと思います。
第5章にある「A書評」の話。
私の場合、本の情報をすぐ使うためには、読み終わったあとに、本の内容から「実行すること」をノートに書いておきます。これは分かりやすいですね。
読書ノートは「アクションプラン」なのです。
したがって、自分ではこの読書録のことを、「A書評」(アクション書評)と読んでいます。とにかく、読んだ内容から、今の自分に活かせることをアクションプランとして抜き出すのです。書評といっていますが、正確には「評」していません。
(p.174)
ビジネス書を読むときには参考にします。
そういえば、さっきの「貼って剥がせる小さいシールをゲット」がアクションプランですね。
第6章の「デジタルツールで過去のノートを一発検索」という話題。
スキャンしたりいろいろ大変そうですが、私の場合、重要なものは紙から ChangeLog ファイルに転記しているので、キーワード検索で一発です。
10年分あるのですごく便利です。自慢のマイデータベースです。
ref.
- 『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか』公式ブログ
http://ameblo.jp/note272/