株式会社はてなが本社を京都へ移すとのこと。
- 【プレスリリース】
株式会社はてな、本社を京都に移転、ものづくりの拠点を結集
http://hatena.g.hatena.ne.jp/hatenapress/20080214/1202969302
「はてな」は、もともとのスタートが京都。
京都から東京へ移動したのが 2004 年。
日本で一番IT系・ウェブ系の会社や人が集中しているのが東京。
情報や刺激やコミュニケーションを求めて東京へ来たのだと思う。
米国シリコンバレーに子会社を作って、
社長みずからが飛び込んだのが 2006 年。
世界で一番IT系・ウェブ系の会社や人が集中しているのがシリコンバレー。
東京以上のものを求めてアメリカへ進出したのだと思う。
そして、社長が帰国し、本社が京都へ。
これは今までとは求めるものが明らかに異なっていると思う。
それは何か?
たぶん適度に外部と遮断された「開発合宿」的な
集中できる環境を求めているのかも。
京都って別に山奥や離島じゃないんだけど、
昔読んだ近藤社長のインタビューで、
京都はビジネス的なわずらわしさがないから良い
(確か、東京と違って「近くまで来たので」的に訪ねる人が
少ないのではかどる、といった文脈だったかと)、
みたいな話があったような気がするので(うろおぼえ&別の人の
インタビューだったかも)、
そういう意味では良い環境だと思う。
しかし、
本来は場所の制約を受けそうにないウェブ産業に、
シリコンバレーや東京などの集積地が存在し、
しかもそこから多くのものがアウトプットされている
という現実を考えると、
はてなの今後は一筋縄ではいかないかもしれない。
情報産業は情報集積地でなければ大変だと思う。
- はてな本社が京都に移転 「京都を日本のシリコンバレーに」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0802/14/news092.html
- はてなと近藤氏、京都に帰る--Hatena Inc.は存続
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20367243,00.htm
情報集積地でなければ「シリコンバレー」にはなれないと思うのだが、
そこを変えていこうという姿勢は純粋に評価に値する。
実際、はてなに続く会社が増えれば流れは変わるかもしれない。
- 【プレスリリース】
株式会社はてな、本社を京都に移転、ものづくりの拠点を結集
http://hatena.g.hatena.ne.jp/hatenapress/20080214/1202969302
「はてな」は、もともとのスタートが京都。
京都から東京へ移動したのが 2004 年。
日本で一番IT系・ウェブ系の会社や人が集中しているのが東京。
情報や刺激やコミュニケーションを求めて東京へ来たのだと思う。
米国シリコンバレーに子会社を作って、
社長みずからが飛び込んだのが 2006 年。
世界で一番IT系・ウェブ系の会社や人が集中しているのがシリコンバレー。
東京以上のものを求めてアメリカへ進出したのだと思う。
そして、社長が帰国し、本社が京都へ。
これは今までとは求めるものが明らかに異なっていると思う。
それは何か?
たぶん適度に外部と遮断された「開発合宿」的な
集中できる環境を求めているのかも。
京都って別に山奥や離島じゃないんだけど、
昔読んだ近藤社長のインタビューで、
京都はビジネス的なわずらわしさがないから良い
(確か、東京と違って「近くまで来たので」的に訪ねる人が
少ないのではかどる、といった文脈だったかと)、
みたいな話があったような気がするので(うろおぼえ&別の人の
インタビューだったかも)、
そういう意味では良い環境だと思う。
しかし、
本来は場所の制約を受けそうにないウェブ産業に、
シリコンバレーや東京などの集積地が存在し、
しかもそこから多くのものがアウトプットされている
という現実を考えると、
はてなの今後は一筋縄ではいかないかもしれない。
情報産業は情報集積地でなければ大変だと思う。
- はてな本社が京都に移転 「京都を日本のシリコンバレーに」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0802/14/news092.html
- はてなと近藤氏、京都に帰る--Hatena Inc.は存続
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20367243,00.htm
「いずれは京都が日本のシリコンバレーのような場所となり、少なくとも今は、日本のシリコンバレーは東京だと思う。
インターネット産業の流れを変えることができれば」(近藤氏)
情報集積地でなければ「シリコンバレー」にはなれないと思うのだが、
そこを変えていこうという姿勢は純粋に評価に値する。
実際、はてなに続く会社が増えれば流れは変わるかもしれない。
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