古い記事
ランダムジャンプ
新しい記事
各社からいろいろ出ている「9割」シリーズ(?)の一冊。

向谷匡史 / 人はカネで9割動く


同じ額のお金でも使い方によって雲泥の差が出ます。
うまく使えば「生き金」、無駄に使えば「死に金」。
みもふたもないタイトルですが、
どうすればお金を生かすことができるのか、
のノウハウの紹介本です。

解説事例はアウトローな人たちの話がメインなのですが、
参考になるポイントが多々ありました。
そのうちいくつかメモ:

「報酬は折半せず、相手の取り分は三割以下とすること」。
ビジネスで第三者の協力を要請する場合は絶対に折半ではダメ、とのこと。
主役が誰かを明確にするため。それで断られれば、他をあたれ、と。
ふうむ、考えさせられます。

鼻先のニンジン的なお金は「絶対額」ではなく「相対額」。
同じ一万円でも「一杯飲んでくれよ」と渡すとケチと思われるが、
「お茶でも飲んでくれよ」と渡すと太っ腹!
高価なお菓子よりもチロルチョコの方がうれしいときもありますしね。
って、これはなんか話が違うか…。

「お祝いは誰よりも早く、援助は誰よりも遅く」。
タイミングを逸した祝儀は、気の抜けた炭酸のようなもので感激が薄れる。
早めに差し伸べた援助は感謝が薄い。
なるほど、なるほど。

ref. Passion For The Future: 人はカネで9割動く
  http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/005189.html
この記事に言及しているこのブログ内の記事