Digg で話題になっていた写真。
アメリカの(たぶん)サンフランシスコの
道路のわきに張られた張り紙。
http://i37.tinypic.com/2hpnn0l.jpg
張り紙曰く、
「やるなよ!絶対にやるなよ!」と言われると
ついついやってしまうという真理を逆手に取った、まさに釣り。
ネタとしての餌をまいて、
ネットに取り上げて話題にしてもらおうという釣り。
…なのかな。
Digg のコメントを見ると、あっさり謎がとかれていました。
暗号を解読すると、
求人広告の URL http://pbwiki.com/content/jobs
が現れます。
コード「986F 64B9 3005 E03E FC42 A41E BD57 3179」は、
URL「http://pbwiki.com/content/jobs」に対する
MD5 のハッシュなのです。
まあ、URL を暗号化した文字列だと思って頂ければ良いかと。
MD5 はある文字列を暗号化できますが、
暗号を元に戻すことは数学的には不可能なのです。
さて、確認するためには、
下記の暗号解読サイトで
「986f64b93005e03efc42a41ebd573179」
を入力すればOK。
暗号化前の文字列、つまり上述の URL が表示されます。
- MD5 Decrypter.com - Free MD5 Decryptor
http://www.md5decrypter.com/
ちなみに「MD5 Decrypter.com」は
数学的に暗号を解読しているのではなく、
暗号化される前と後のデータを格納しつづけるだけの
データベースみたいなものです。
誰かが格納したんでしょうねえ、今回のデータを。
求人広告を出した人たちかもしれませんね。
せっかくなので、 akiyan.com 謹製のエンコードマニアックスでも
確認してみましょう。こちらは解読側じゃなくエンコード側。
- エンコードマニアックス - 各種エンコードやハッシュを一発作成
http://encodemaniax.com/
フォームに URL「http://pbwiki.com/content/jobs」
を入れて、「エンコード結果」の MD5 の欄が、
例の「986f...」になっていることをご確認ください。
というわけで、
種明かしがなければ、
暗号を解読できた(または、何のデータなのかが分かった)
優秀な人だけが元の URL にたどり着け、
そういう優秀な人材を採りたいという企業のおもわくに
マッチするというわけですね、たぶん。
まあ、ネタバレしちゃったとしても
こうしてネットで話題になるので一石二鳥ですね。
追記081119:
ご指摘を受けて(感謝!)ちょこっと修正しました。
修正前の様子はウェブ魚拓でどうぞ。
■コグレマサト, いしたにまさき / クチコミの技術 - 広告に頼らない共感型マーケティング
アメリカの(たぶん)サンフランシスコの
道路のわきに張られた張り紙。
http://i37.tinypic.com/2hpnn0l.jpg
張り紙曰く、
DO NOT:
POST PICTURES
OF THIS SIGN ON
THE INTERNET
986F 64B9 3005 E03E
FC42 A41E BD57 3179
下記のコードを
写真に撮ってインターネットに
投稿しないでください。
986F 64B9 3005 E03E
FC42 A41E BD57 3179
「やるなよ!絶対にやるなよ!」と言われると
ついついやってしまうという真理を逆手に取った、まさに釣り。
ネタとしての餌をまいて、
ネットに取り上げて話題にしてもらおうという釣り。
…なのかな。
Digg のコメントを見ると、あっさり謎がとかれていました。
暗号を解読すると、
求人広告の URL http://pbwiki.com/content/jobs
が現れます。
コード「986F 64B9 3005 E03E FC42 A41E BD57 3179」は、
URL「http://pbwiki.com/content/jobs」に対する
MD5 のハッシュなのです。
まあ、URL を暗号化した文字列だと思って頂ければ良いかと。
MD5 はある文字列を暗号化できますが、
暗号を元に戻すことは数学的には不可能なのです。
さて、確認するためには、
下記の暗号解読サイトで
「986f64b93005e03efc42a41ebd573179」
を入力すればOK。
暗号化前の文字列、つまり上述の URL が表示されます。
- MD5 Decrypter.com - Free MD5 Decryptor
http://www.md5decrypter.com/
ちなみに「MD5 Decrypter.com」は
数学的に暗号を解読しているのではなく、
暗号化される前と後のデータを格納しつづけるだけの
データベースみたいなものです。
誰かが格納したんでしょうねえ、今回のデータを。
求人広告を出した人たちかもしれませんね。
せっかくなので、 akiyan.com 謹製のエンコードマニアックスでも
確認してみましょう。こちらは解読側じゃなくエンコード側。
- エンコードマニアックス - 各種エンコードやハッシュを一発作成
http://encodemaniax.com/
フォームに URL「http://pbwiki.com/content/jobs」
を入れて、「エンコード結果」の MD5 の欄が、
例の「986f...」になっていることをご確認ください。
というわけで、
種明かしがなければ、
暗号を解読できた(または、何のデータなのかが分かった)
優秀な人だけが元の URL にたどり着け、
そういう優秀な人材を採りたいという企業のおもわくに
マッチするというわけですね、たぶん。
まあ、ネタバレしちゃったとしても
こうしてネットで話題になるので一石二鳥ですね。
追記081119:
ご指摘を受けて(感謝!)ちょこっと修正しました。
修正前の様子はウェブ魚拓でどうぞ。
■コグレマサト, いしたにまさき / クチコミの技術 - 広告に頼らない共感型マーケティング