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トランス脂肪酸について、煽り情報は避けながら調べてみた。
まずは結論から。

(1) 今の私の食生活においては気にすることはない。
質素な和食中心の食生活なら、たまの朝食でパンにマーガリンぬりたくっても関係ない。

(2) トランス脂肪酸だけをことさら重要視せず、引き続き脂肪分全体の摂取量が多くなりすぎないようにしていく。
そういえば、メタボ&コレステロール対策で最近バターからマーガリンに変えたところなのだが、ファットスプレッドってのがさらに脂肪少なめで良いらしいのでそれに変えようかと思ったら、うちのマーガリンは実はファットスプレッドだった。妻、えらい!

危険性を声高に叫ぶような扇情的な情報が多いのですが、とりあえず落ち着いている情報源としてco-op(日本生協連)と農水省へのリンクを貼っておきます。

- トランス脂肪酸問題についてのQ&A
http://jccu.coop/food-safety/qa/qa01_02.html
- 農林水産省/トランス脂肪酸に関する情報
http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/trans_fat/index.html

追記110222:
- 「トランス脂肪酸の情報開示に関する指針」が公開されました (食の安全情報blog)
http://d.hatena.ne.jp/ohira-y/20110221/1298301480
トランス脂肪酸というとマーガリンやショートニングを避けようといったことがよく言われていますが、トランス脂肪酸は牛肉やバターなどにも含まれます。また、日本人のトランス脂肪酸摂取量は特に問題ないレベルであるため、バランスのよい食事を心がければ、特定の食品を意図的に多くとる(あるいは忌避する)必要はありません。
とりあえず、これまで統一したルールがなかったトランス脂肪酸の表示に指針ができました。個人的には、トランス脂肪酸の表示にあまり意義は感じないのですが訴求には厳しい指針のようなので、不安を煽るような事業者に一定の牽制効果を期待しています。ともあれ、関係者の方々お疲れさまでした。