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デイル・ドーテン / 仕事は楽しいかね?

仕事をやめたいときに読む本、ではありません。転職のすすめ、
ではありません。タイトルからはそんな気もしなくはないですが。
小説仕立てのビジネス自己啓発書ですね。仕事のアドバイス集。
もちろん目新しいことはあまりないですが、なるほどと思うこと多し。
続編「仕事は楽しいかね? 2」もあります。


アイディアについて

アイデアを生み出す方法が紹介されています(p.130)。
まず三つのリストを作ります。
- リスト 1: 仕事上のミスを全部書き出す。
- リスト 2: 問題点を全部書き出す。
- リスト 3: 仕事に関してやっているすべてのことを書き出す。
そして毎日このリストを読む、と。
毎日意識し続ければ成果は出そうです。

その他、
つまり結論は、『何もするな、そうすれば素晴らしいアイデアがやってく
るだろう』じゃない。『<あらゆること>をしろ。すばらしいアイデアは、
どこからやってくるかわからないのだから』 (p.123)
新しいアイデアというのは、新しい場所に置かれた古いアイデアなんだ。
(p.257)
いろいろと参考になります。

目標の弊害について

昔の夢に固執しすぎるな、という話ですね。柔軟に。
きみは、最初に陸にあがった魚は長期にわたる目標を持っていたと思うかね?
(p.42)
成功する人たちはね、自分がどこへ向かっているかということはわかって
いない--ただ、遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守ろうと思っ
ている。 (p.44)
「僕がいままでに掲げた目標が一つだけある。聞きたいかね?」
ぜひ、と私は答える。
“明日は今日と違う自分になる”だよ。
(p.39)
これは分かりやすい目標ですね。良いかも!

その他

人生とは、くだらないことが一つまた一つと続いていくのではない。
一つのくだらないことが<何度も>繰り返されていくのだよ。 (p.24)
以下のサマセット・モームの言葉は応用ききそう!
小説を書くためのルールは三つある。
残念ながら、どんなルールなのかはだれも知らない (p.75)
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